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ホーム > ブログ > YouTube > トリプルガラスの弱点を解決する方法
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 | 2020.03.14

トリプルガラスの弱点を解決する方法

今回は
ハニカムブラインドという
特殊なブラインドについて
解説します。

ハニカムブラインドは
ブラインドと似てますが、
何が違うかと言うと
蜂の巣構造になっている
ところです。

ハニカムとは蜂の巣
という意味なんですね。

台形みたいな四角が
繋がったブラインドです。

ハニカムブラインドの
蜂の巣の中に何が入って
いるかというと、普通に
空気なんですね。

他の動画で解説しましたが、
空気は断熱性能が
ものすごく高いんですよ。

外壁材を断熱材と言ってはいけない

空気の断熱性能を
数値で言うと0.02です。

ちなみに
グラスウールは0.038なので、
かなりの性能を持っています。

ただ空気は
流れてしまいますよね。
留まらせないといけません。

ハニカムブラインドは、
窓枠の中にピッタリと
閉じることによって、
空気の膜を作って
あげるわけです。

そうすると
ものすごく良い断熱材に
なるという理屈です。

少し話は変わりますが、
別動画でペアガラスサッシと
トリプルガラスサッシの話を
しました。

日射取得率を高める方法【窓編】

窓から熱が出るから、
ペアガラスよりも
トリプルガラスにした方が
熱が出なくて
良いんじゃないかと。

確かに日射取得は
ペアの方が熱が入るし
トリプルの方が熱が
入らないのもわかると。

ただ逆に、
ペアから出る熱の量は
トリプルより多いから
どうなんだという話です。

確かにその通りで、
この理屈も皆さんが
家を建てられる場所に
よって使い方は違います。

ただここで
ハニカムブラインドが
あると、ものすごく
便利な使い方ができます。

何となくイメージも
湧きますよね。

ペアガラスで
日射取得を取るけど、
熱が出ちゃう時に、
ハニカムブラインドを
使うことで熱損失を
減らすことができます。

日射取得をしながら、
熱損失を減らすことが
人為的にできるのが
ハニカムブラインドの
良さなんですね。

カーテンじゃダメなのか
と言うと、カーテンは
布なので、空気を
静止させる力はないです。

全く何もやってない
よりは熱損失は防げますが
断熱材の代わりや
窓ガラスを強化するような
物ではありません。

あくまでも
ざっくり計算ですが、
ペアガラスサッシに
ハニカムブラインドを
付けると、全体の性能は
トリプルガラスよりも
上がっちゃうんですね。

当然、トリプルガラスに
ハニカムブラインドを
付けたら最強というのも
ありますけどね。

そうするとどんどん
コストがかかるので、
家を建てる場所で
変えていきます。

北海道と
群馬県太田市、
九州でつくるのとは
全く違いますからね。

家づくりはそういう
地域に合わせます。

このガラスを使って、
ハニカムを使えば
問題ないとか。

逆にトリプルガラス
だけでも弱いから、
更にハニカムを使って
強化するという選択肢も
あるんですね。

残念ながら、大手の
ハウスメーカーさんは
なかなかできないと
思います。

こういう理屈と
地元に即してるという
のがないとね。

ぜひ皆さんも
こういう理屈で家を
つくるということを
覚えていだたければ
幸いです。