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「発泡ウレタン断熱材」を使用するときに気を付けるポイント

今回は断熱材について解説します。

たとえば画像の部分(壁)に
断熱材というものを入れます。

壁の中に入れる断熱材にはいろいろあって、
グラスウールやセルロースファイバー、
あとは羊毛などが挙げられます。

あとは最近よく使われる
現場発泡ウレタンという
吹き付けを行う断熱材があります。

今回はこの発泡ウレタンという、
建売でも使われている断熱材について
解説をさせていただきます。

壁の中に入れられる断熱材の量は
柱の大きさで決まってしまいます。

たとえば柱の大きさが
105ミリ(3寸五分)であったり、
120ミリ(4寸)であったり、
柱の太さで入る断熱材の量は決まります。

断熱材の性能は、
「断熱材自体の性能×厚さ」によって
最終的な性能が決まります。

断熱材の性能が悪くても
厚みがあれば断熱性能は上がるし、
断熱材の性能が高ければ
薄くても断熱性能は上がります。

この4点の断熱材は、
ある程度の厚さがないと性能は上がりません。
厚みはものすごく大事なのです。

この発泡ウレタンという断熱材は、
現場で吹き付けをします。

壁の厚さが
一般的な105ミリ(3.5寸)の中に
吹き付けるとモコモコモコと膨らんでいきます。

最終的には表面が固まり、
最後はカチカチになります。

発泡ウレタンを吹いた時に
105ミリしかない厚さの中でやると、
モコモコと膨らませるためには
実は平均70ミリくらいしか吹けません。

発泡ウレタンの場合、
70ミリだと性能は上がりません。

そこで画像の部分まで吹き付けてから、
はみ出た部分をカットするという
方法を取る会社さんもいます。

これを専門用語で「スキンカット」と言います。
余っていた部分までパンパンになるので、
105ミリで入るから良いと考えます。

ただスキンカットすると、
表面が固まったところを切ることになるので、
人間でいう「中の肉が出ちゃう」ことになります。

これは場合によっては壁体内結露を起こす
可能性がものすごく高くなると言われています。

スキンカットをするのであれば、
気密シートを貼って中に
湿気が入らないような工夫をするべきです。

これは意外にしていない
会社さんが多いように思います。

なので皆さんが発泡ウレタンという吹き付け系の
断熱材を使う時は、壁の中に収まるように吹く。
ただし厚みは薄くなってしまいます。

目一杯入れてスキンカットするんだったら、
湿気防止のために気密シートを貼る。
切りっぱなしはマズイということです。

こういうところも気をつけていただければ、
本当に長持ちする、良いお家ができます。
よく覚えておいてください。

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