ホーム > ブログ > 家づくり > 耐震等級を考える

ブログ

2016/01/08

耐震等級を考える

こんにちは! 平石です。

 

見学会などで、「この家は、耐震等級いくつですか?」
とよくお客様から質問を受けます。

 

耐震等級

 

今では、なじみのある言葉となっておりますが、「耐震等級」とはどのようなものなのでしょうか?

平成12年に『住宅の品質確保の促進等に関する法律』という法律が作られました。
耐震の目安となるように3段階の耐震等級を定めたのです。

 

『耐震等級1』が建築基準法と同じ耐震性能、そして等級2・等級3になるほど建物の耐震性は高くなります。

 

「耐震等級1でも、建築基準法をクリアーしているわけですから、それで十分だよね?」

と思われた方、それはちょっと違います。

なぜならば、建築基準法とは最低基準を定めた法律だからです。
そうです、最低基準なのです。

 

実際の計算方法も全然違います。
大きな違いを1つご説明すると、

耐震等級1は、スジカイなどの耐力壁の量とバランスを確認します。
地震に対して対抗する耐力壁をバランスよく配置する事しか確認しません。

 

しかし、耐震等級2・3になると、床の強さも計算するのです。

例を挙げると、耐震等級1では吹抜けなどは計算に反映されません。
それに対し、耐震等級2.3は床の強さを計算しますので、吹抜けがあるかどうかで計算が変わってくるのです。

イメージしてください。

段ボールなどで、上蓋が閉じられている箱と、上蓋が開いている箱
どちらが変形しやすいですか?

 

 

 

 

 

 

 

そうです。上蓋が閉じられていない箱は、横から押せば変形しやすいです。

 

これが、耐震等級1と等級2・3との大きな違いす。

床の剛性を上げる事は、地震時の家のゆがみを押さえるだけでなく、2階に加わる外力を1階に伝える役割もあります。
ですから、これから家づくりを行う皆さまは、耐震等級2以上で建築されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

〒370-0321 群馬県太田市新田木崎町1095-5