こんばんは! 平石です。
最近、定期点検に伺うとお客様からの相談が多い事があります。
玄関ドアの内側の鍵(つまみ)は、特に問題なく回るのに、外から鍵をさし回すとまわりが悪いのです。
鍵穴の調整(鍵のあたり)も悪くはなく、ドアの建て付けも問題ない・・・
先日の10年点検に伺ったお宅・もうすぐ10年になる別のお宅でも同じような症状が出ておりました。
確認に伺ってみると、鍵穴の滑りが悪い状況。
このような症状が出た場合、注意していただきたい事があります。
絶対に行ってはいけない事があるのです。
鍵穴には、絶対に556などを吹かないでください!
556などの潤滑油を鍵穴に入れてしまうと、ホコリなどが固まり目つまりしてしまうのです。
対処法としては、
①メーカーで販売している鍵穴用の潤滑剤を使う
②鍵に鉛筆の芯をなぞるという方法があります。
メーカー専用の潤滑材は買うのが大変という人には、鉛筆の芯をなぞる方法がオススメです。
鍵のデコボコした部分に鉛筆の芯をなぞります。
芯を付着させたら、鍵穴にいれて抜き差しをするだけです。
それだけで、症状が改善する場合もあります。
今ではホームセンターでも鍵穴専用スプレーも売っていますので、そちらを使用した方が間違いはないかもしれません。
それでも直らない場合は、残念ながらシリンダー交換になってしまいますので、料金もそれなりに高くなってしまいます・・・。
玄関ドアの鍵のまわりが悪い場合は、まずは、
鍵が曲がっていないか?
スペアキーを使っても回らないか?など
できる確認を行ってみてください。
その上で、鉛筆の芯や専用潤滑剤を試してみてくださいね!
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