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2018/05/08

リクシル“サーモスX”の記事から感じる事

こんばんは! 平石です。

今回は、いつもお世話になっている松尾先生のFacebook投稿について書いていきます。

松尾先生のご紹介
有限会社松尾設計室 代表取締役。JIA(日本建築家協会)登録建築家。一級建築士。APECアーキテクト。
2005年サスティナブルTOKYO世界大会で「サスティナブル住宅賞」受賞。「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」がモットー。
設計活動の他、「日経アーキテクチュア」「日経ホームビルダー」「建築知識」「新建ハウジング」等の専門誌への執筆活動や「断熱」「省エネ」に関する講演も行なっており、受講した設計事務所、工務店等は延べ5000社を超える。
2009年パッシブハウスジャパンを立ち上げ、理事としてドイツの最先端省エネ建築の考え方を、日本の気候条件に合わせる形で普及促進活動を行う。日本エコハウス大賞の審査員も務める。
著書には「ホントは安いエコハウス」「あたらしい家づくりの教科書」がある。

 

記事には、リクシルのサーモスXという窓について書かれており、松尾先生いわく

“世の中論点のすり替え”
“心理操作”
“都合の良いデーターのみを表示”
“比較対象のすり替え”  などがあるとの事・・・

 

↓↓↓松尾先生のFacebook記事はコチラ↓↓↓

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=10216103765727656&id=1255549057

リクシルは、サーモスXという窓を発売しています。
この窓は“アルミと樹脂のハイブリッド窓”
熱貫流率1.03W/(m2・K)という、かなりの断熱性能です。
(従来の樹脂窓で、熱貫流率1.48W/(m2・K))

問題は、その説明資料。
“その100枚位の資料の内容は、樹脂窓攻撃としか見られず、巧妙な悪意を感じる”との事。

内容の全ては書きませんが、そのいくつかに下記のようなものが・・・

 

“紫外線の量がドイツに比べて圧倒的に強いから危険という刷り込み”

松尾先生の言葉を引用してしまいますが、今の樹脂窓はその日本の紫外線の約300倍の強度を4000時間も照射して試験しています。
本来LIXILが出している紫外線指数はお肌のUV指標であって工業製品に使われるものではないのです。

 

“樹脂の耐久性は劣るという刷り込み”

以前のブログでも書きましたが、当社で使っているAPW330(樹脂窓)は、“アクリル積層”による表面処理を行っております。
耐候性が無いという事はありません。

暑いお家、寒いお家の原因は?その②

見学会に参加されたお客様から聞いた事ですが、
大手ハウスメーカーの営業マンさんから「樹脂窓は耐候性がないので、当社では“あえて”アルミ窓を使っているんです!」と自信満々に説明を受けたとの事・・・

このような根拠のない話をたくさん聞く事があるのです・・・

 

以前、雑誌で“木材の耐久性を実験する記事”がありました。
“防腐処理をした木材”と確か“ヒノキの無垢材”を屋外に放置してどちらが耐久性があるか?を実験していたのです。

結果、“防腐処理をした木材”の方が腐らなかったというオチ。

しかし、その実験を行っていたのは利害関係のない第三者ではなく、防腐材メーカーでした。
実際、今の家づくりにおいて、数か月も屋外に放置されることはありません。
実験の条件はどうなのか?と感じた事を覚えております。

 

もう一つ、“壁などに張る遮熱シートの実験”もあります。
“遮熱シートで囲った箱”に温度計を入れて、外から電気ストーブで熱を与える実験がありました。
“遮熱シートで囲った箱”と“遮熱シートを張っていない箱”では、当然、遮熱シートを張っていない方が箱の中は暑くなりました。

しかし・・・
別の団体が、実際の家にみたて、箱に断熱材を入れて同じような実験を行った所、遮熱シートを張っても張らなくても、箱の中の温度は変わらなかった。

これも条件。
実際の家は、遮熱シートを張ってもその外側には外壁が張られます。
そして、壁の中には断熱材が入ります。
その条件で、実験すると遮熱シートの効果はほとんどなかった・・・

このように、世の中に流れている情報には、間違っていたり、実際と条件を変えてしまい、自分たちに有利になるような話もたくさんあります。

 

物事を客観的に見る力

 

これがないと騙されたり、違った情報に翻弄されたりする可能性が高くなります。
騙されないとしても、無駄なお金を使ってしまう可能性だってあるのです。

これから家を建てられる方は、
どれが正解かはわからないかもしれませんし、全て正しいという事も無いかもしれませんが、

誰の話が客観的に見えるか?
誰が一番、信頼できそうか?を判断する事。
また、そういう人を探す事ができるか?

が家づくりの成功につながると、つくづく感じた次第です。

 

 

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