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2019/09/07

平屋のデメリット

平屋って憧れませんか?

当社でも平屋で家づくりを検討したいと言われる方も少なくはありません。

でも最終的に2階建に変更するケースが多いです。

その理由の一つに建築コストもありますが、それが一番の理由でもありません。

所で平屋のメリットって何でしょうか?

1.階段を登らなくても良い
2.子供が居なくなっても広く使える
3.歳を取ったときに使いやすい
※1と似ていますね。

他にはデザインが好きとかもありますが主にこの3つだと思います。

私が育った家は平屋でした。

その頃は平屋のメリットなんて考えたこともありませんでした。

田舎で土地が広く、建てるのが簡単だったので平屋になってようです。

また祖父が大工だったので、お任せにしたら平屋になったみたいです。

昔は平屋だと足場もキチンと組まないような感じで工事をしていましたからね。

今では完全に違反ですが、先日に伊勢崎で見かけた平屋の現場では足場も組まずに脚立で代用していました。

古い感覚の大工さんだと、未だにこのような工事をする方はいますね・・・

もし事故が起こったら本人も困りますがお客にも迷惑がかかります。

余りにも安全管理がひどい場合には、労働基準監督署が入る場合もあります。

そうなると大変なことになります。

話を元に戻します。

 

平屋に住んだデメリットもありました。

1.移動距離が長い
2.窓を開けたまま外出できない
3.プライバシーが保ちにくい
※人の気配を感じやすい

特に一番面倒だったのが移動距離です。

間取りが悪かったのもありますが、私の部屋が東にありトイレや浴室が西にあるので家の端から端までを何度も往復していました。

後はお客さんが来ると話し声が聞こえるのが嫌だったことを覚えています。

逆に、こちらも大きな音を出せない(出さない)ように気を付けていました(笑)

 

実は、温熱環境的に考えると平屋の家はなかなか難しいのです。

当社はエアコン一台で家中を空調するような設計をしています。

その為には空気の流れを考えた設計にする必要があります。

その基本原理として「冷気は下に下がり、暖気は上に上がる」と言う原則を考えて設計をします。

要するに冷房機器は一番高い所に設置し、暖房器具は一番低い所に設置するのが理想的なのです。

平屋は上下方向に間取りが繋がらず横方向に繋がっていきます。

そうなると空気の移動がしにくくなります。

コの字型の間取りや南北方向に大きな間取りだと余計に難しくなります。

また、そのような間取りの家は日射取得も減るので冬には寒くなりますし、エネルギーコストも掛かります。

この辺りを考えて設計をしないと住み心地にも影響します。

引き渡された時は気分も盛り上がっていますが、住み始めてから段々と気づくことも多いので注意が必要ですね。

 

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