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2019/09/08

ベニヤ板よりも弱い耐震パネルがある。

最近では耐震パネルを使う家が多いと思います。

※構造パネルと呼ぶ場合もあります

注文住宅だけでなく建売住宅でも使われています。

その一方で、ローコスト住宅や地元工務店の一部には未だに耐震パネルを使わない会社もあります。

その代わりに筋交いで耐震性を確保していると思います。

筋交いでも耐震計算的には問題はないのですが熊本地震をきっかけに使わない会社が増えています。

筋交いは両端を金物で固定しているだけなので、金物が外れた途端に一気に耐震性がなくなります。

実際に熊本地震では筋交いが外れてしまったケースが多くありました。

熊本地震は、それまでの地震と違い繰り返しに強い地震が来ました。

その結果、筋交いでは対応できなかったのです。

 

耐震パネルの場合はパネル1枚につき125本の釘で止めているので一気に釘が抜ける事はありません。

※使用する釘の本数はメーカーによって違います。

例えば35坪位の家だとすると80枚のパネルを使います。

パネル1枚につき125本の釘を使うとすると合計で1万本の釘を使うことになります。

流石に1万本の釘が一気に外れる事はないと思いますし、実際に熊本地震でも外れませんでした。

そんな素晴らしい耐震パネルですが施工方法を間違うと効果がありません。

その理由はこちらです。
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/staff_blog/20190122-3/

使用する釘と施工がダメだと効果が無くなります。

当然と言えば当然ですが、意外に適当に施工している住宅会社は多いです。

特に、釘のめり込み過ぎと雨に濡れっぱなしは多いですね。

恐らく住宅会社の方や大工さんも良く解っていないのだと思います。

「少しくらい大丈夫じゃないの?」と言う感覚なのかも知れません。

名前は出せませんが、性能をアピールしている某ハウスメーカーの現場でも濡れっぱなしでしたので・・・。

やはり受注棟数が多くて現場管理が追い付かないのかも知れませんね。

しかし話はここで終わりません。

 

耐震パネルにも色々な物があり、使用するパネルによっては計算通りの耐震力にならない場合もあるそうです。

あまり大きな声では言えないのですが、とある耐震パネルのカタログ数値は実際には違うという結果が出ています。

カタログ数値と違う!?

この耐震パネルが認可されたのはかなりの昔で、その当時の検査方法は今では通用しないのです。

現在の検査方法で実験してみたら全くダメだったのです。

しかし一度認可を受けてしまったのでメーカーさんは何もしません。

国も認可した責任があるので、何も言いません。

私の知り合いの工務店社長がこの事実をメーカーに問い合わせしたのですが一切返答はなかったそうです・・・

まあ今更、再実験したらダメでしたとは言えないですよね。

これまでに販売した製品の保障問題になりかねませんので。

メーカーさんが出している数値を参考にするのは当然ですが、中には怪しいケースもあります。

 

とある1種換気システムも怪しいと言われています。

カタログでは93%ですが、実際には70%とか。

この辺りは車の燃費計測と同じかも知れません。

自社に有意な条件で測定した数値なのでしょうね。

カタログとは自社に有利な情報だけを強烈に発信する情報誌です。

また、そこに掲載されている数値も自社に有利なデータだけを掲載している事もあります。

こちらの動画でも説明しましたので参考にしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=pbKkpyHTXJE&t=4s

なかなか消費者の方には難しい話ですが、そこまで知っていないと正しい家づくりは出来ない時代になっているのかも知れません。

その為には我々も日々勉強の連続です。

同じ志を持った仲間と情報共有を行う必要もあります。

当社が松尾先生に顧問をお願いしているのも、そのような理由もあります

※松尾先生とはこの方です。
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/talk/

因みに、松尾先生は大手ハウスメーカーやサッシメーカー、材料メーカー等にも講演に行かれる方なので、あらゆる情報を知っているとも言えます。

逆の意味で怖いですね・・・

フランチャイズに加入して、商品(家)の売り方やデザインの勉強に熱心な住宅会社は物凄く多いです。

しかし、それでは正しい家は作れません。

くれぐれもお気を付けください。

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