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2020/01/31

自然素材を沢山使っていた昔の家は良い家なのか?

真面目に家づくりに取り込んでも、それだけで良い家が出来る訳ではありません。

遊びにも行かず、趣味も持たず、ひたすら家づくりに没頭したとしても、それで良い家が出来る訳でもありません。

こんな事を言うと、怒られそうですが事実です。

しかし、これまでの日本では、このような考え方が多かったと思います。

失礼な言い方で申し訳ないのですが、大工さんや中小工務店の中には、未だにこのような考えをお持ちの方は非常に多いと感じます。

これだけ災害が多くなり、長生きもするようになり、気候変動も起こり、エネルギーコストもどんどん上昇しているにも関わらず、10年前と殆ど変わらないような家を作られている住宅会社は非常に多いと感じます。

先日に日本経済新聞に掲載されていましたが、このまま温暖化が進むとオリンピックを開催できる都市が限られてくるそうです。

 

10年前と変わらない家づくりでは、間取りの作り方も、耐震設計も、断熱気密も全く変わっていません。

昔の家でありがちなのは、玄関が南側にあることです。

また、玄関を入ると、長い廊下があり、その廊下を通して各部屋にアクセスする導線でした。

玄関から直接2階に行ける階段もありましたし、階段には大きな窓が付いていました。

キッチン近くには勝手口が付いていて、そこから出入りが出来ました。

居間(リビング)は開放的な空間にしたいので、大きな窓や出窓があちこちに付いていました。

天井が高かったのも特徴的です。

しかし・・・・

 

このような間取りでは住み心地も良くならないし、災害にも弱い家になってしまいます。

私の実家も、そのような間取りでした。

冬場のランニングコストは物凄く、電気・ガス・灯油の合計は月に7万円は掛かっていました。

だからと言って、夏涼しくて冬暖かい訳ではありません。

7万円かけても、夏は暑くて冬は寒いのです・・・

家は一度作ってしまうと、後で修正するのは物凄く大変なのです。

キッチンや洗面台やトイレを交換するのは簡単ですが、それらを行ったとしても、住み心地が良くなるわけでもなく、災害に強くなるわけでもありません。

 

無垢の木や自然素材を使っても健康になる訳ではありません。

昔の家は無垢の木や塗り壁の家が多かったです。

私の実家も、そうでした。

陶器瓦を使った重厚な家でした。

しかし、無垢の木や自然素材を使ったとしても、それだけで健康になる訳ではありません。

人工的に作られたフローリングやビニルクロスを使うよりも、無垢の木や珪藻土を使う事は良い事です。

しかし、そもそも室温が一定にならないような家では健康になる事はあり得ないのです。

また、気密が低くて換気が出来ていない家では見えない場所でカビが生えている場合が多いのです。

また、頭の重たい家(瓦屋根の家)は地震に対して不利になります。

でも、自然素材をたっぷりと使った良い家でした。

 

常に最新の工法や情報を学ぶ必要があります。

真面目に家づくりに取り組むことは当たり前です。

「私は家づくりのプロです」とか、「私は家づくりバカです」などと言う必要もありません。

それは必要十分条件であり、当たり前のことだと思います。

その為には、最新の工法や情報を学ぶ必要があります。

過去には効果があると考えられていた事でも、今ではマイナスになっている工法もあります。

そのような事実も知るべきです。

また優れた第3者に厳しい指導やチェックをして貰う事も良いと思います。

私も、毎月松尾設計室の松尾先生の図面のチェックを頂いております。

私が作った図面を松尾先生に見て頂き、より良くなる方法をアドバイスして頂きます。

当然、お金も時間もかかりますが、お客さんの家づくりの役に立つと考え行っております。

 

 

 

 

 

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