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間取り・デザイン
 | 2020.04.14

天気の良い日は、ウッドロングエコを使って杉板塗装。

ウッドロングエコで杉板塗装をしました。

材木屋さんに搬入して貰った、群馬県産の杉板にウッドロングエコ塗装を施します。

裏も表も丁寧に塗って仕上げます。

サイディングは表面しか仕上げていませんが、自前で塗るなら裏も塗れます。

使用する塗料は色々とありますが、当社ではウッドロングエコを使用することが多いです。

ウッドロングエコは無色透明の防腐塗料で、塗りやすいのが特徴です。

素人の方でも簡単に塗れます。

原料はパウダー状になっているので、必要な分を水に溶いて塗ればOKです。

インターネットで簡単に購入できます。

ただし、それほど防腐効果が高いとは感じませんので、水平面(ウッドデッキの床)に使う事はオススメしません。

ウッドデッキ用の木材に塗るのなら良いですが、一般的な木材で作ったウッドデッキに使うのは止めましょう。

垂直面(外壁)なら良いでしょうね。

無色透明ですので、着色効果はありません。

なので、杉板に塗っても日焼けします。

特に、西側は日焼けします。

それが嫌な方は、ウッドロングエコ仕上げは止めた方が良いですね。

キシラデコールを使って、杉板を塗装することもあります。

こちらは防腐効果と共に着色してくれるのが特徴です。

色も、薄い茶色から黒までありますが、あまり濃い色は止めた方が良いと思います。

その理由は、濃い色は色が付きにくいのと色褪せが早いからです。

メーカーさんのHPに経年変化の画像がのっていますので、参考にするのも良いですね。

http://www.xyladecor.jp/lecture/maintenance/season.html

キシラデコールは、塗った直後は良いのですが、色褪せが始まると何とも言えない劣化感があります。

それならウッドロングエコの方が自然な劣化感があって良いのかな?と思い、使っています。

定期的な再塗装は必要です。

ウッドロングエコでもキシラデコールでも、定期的な再塗装は必要です。
はっきりと、「〇〇年毎に塗らなければならない」とは言えないのですが、5年毎位には塗っている方が良いかな?と感じます。

ただし、長い軒を付け雨水等に塗れにくい場合には、条件も変わります。

また、外壁に裏側の通気がスムーズになるような施工にしていれば、条件も変わります。

絶対に止めた方が良いと思うのは、軒ゼロ住宅のような家に天然木仕上げをすることです。

これは本当に劣化速度が速いです。

雨に濡れやすいし、日にも当たりやすいし、外壁の裏側の通気も難しいケースが多いです。

最悪の場合には、10年も経たないうちに無残な須賀になります。

耐久性の高い外壁仕上げは木材です。

YOUTUBEでも質問頂きますが、一番耐久性が高い外壁材は木です。

https://www.youtube.com/channel/UC_cqJXbQg2LfGxtGQD8p9pA/

また、メンテナンスコストも掛かりづらいです。

販売されている塗料を塗るだけなので、メンテナンスは簡単です。

住宅屋さんにぼったくられる事もありません(笑)

特に、焼杉の外壁は一番耐久性が高いと言われています。

こちらだと、30年以上はノーメンテで問題がないと言われています。

間違っても、光セラのサイディングではありません(笑)

特に、特殊な加工をしているサイディングは、メンテナンスコスト物凄いので注意が必要です。

だからと言って、木なら何でも良い訳でもありませんし、単に張ればよい訳でもありません。

この辺りは、施工に慣れた住宅会社に任せた方が無難です。

そうしないと、10年も経たないで、無残な姿になってしまう事もあります。

市内でも、そのような家を見かけますが、明らかに問題のある施工方法です・・・

建ててからお金がかかる家づくりは止めましょう。