東西の長さが17mもある大きな平屋です。東西に長い事で日射取得には有利になりますが、空調的には不利になります。しかし、適切な空調計画と間取計画を行う事により、小さな壁掛けエアコン一台で家中を快適にしています。
道路からの視線を遮ると為に、建物と同じイメージを持つ木製の堀を設置しました。木製の堀をつくる場合に、横張と縦張の場合があります。縦張りは横張に比べてコストがかかりますが、落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。
ダイニングテーブルを設置する場合、キッチン前に設置するパターンとキッチンサイドに設置するパターンがあります。キッチンサイドに設置するパターンは、導線短くなるのが長所ですが、スペースが必要になる事が短所でもあります。
サイドダイニングから庭が眺められるように、2方向の掃き出し窓を設置しました。2方向の窓を設置する事は、朝日が入りやすくなるため、冬の朝が快適になります。夏はアウターシェードで日射遮蔽を行いますので、暑くはなりません。
小上がりのタタミコーナーを作りました。小上がりのタタミコーナーは椅子の代わりにもなりますし、アクセントにもなります。ただし、歳をかさねた時の使い勝手を考えて設置する事をオススメ致します。
ご主人様の書類を作りました。壁一杯の本棚と共に水槽が置けるスペースも確保しました。水槽スペースには給水工事を行うと共に、床を1段低くして排水をしやすくしています。水槽にご興味のある方はご相談ください。私も水槽好きですので！
洗面台も造作で作りました。将来、奥さまとお子様が一緒に使う事を考えて横幅のある洗面台にしています。洗面台横の設けたニッチ棚にはコップや歯ブラシ等を置き、洗面台下の引き出しにはタオルを仕舞えるようにしています。
ご主人様が一番こだわったのがお風呂です。滝も出るし、自動で掃除もしてくれて、更に・・・至れり尽くせりのお風呂ですので、一日の疲れを癒してくれますね。また、お風呂から見える中庭も素敵です。
ウッドデッキを2ヵ所設けました。こちらのウッドデッキは風呂上りの休憩所に使うと共に、洗濯物干し場としても使います。道路から見えないように、木製の堀を設置しています。夜になると間接照明に照らされた中庭が見えるのも素敵です。
