街中に建つ、プライバシーのある庭を持つ開放感のある家

街中に建つこともあり、道路から見え難い高さまで杉板塀を設置しています。しかし、室内側から見ると、丁度良い感じのスリットになっており閉塞感はありません。

杉板で過去周れた庭はシンプルです。芝生と木が1本。これ位であれば管理をするにも楽ですし、綺麗に保てます。夏にはビニールプールを設置したりBBQも良いですね。老後になって植栽を増やすのも悪くありません。

キッチンは造作のアイランドタイプです。カウンターはステンレスの1枚物でシンクの継ぎ目もないのでお掃除も簡単です。長く使いには、ステンレスが一番です。人造大理石等は耐久性等の面でオススメしません。

街中に建ちながら、充分に日射取得ができる土地でしたので、冬は暖房無しでも暖かくなります（床下エアコンも付いています）。夏は日射遮蔽を行いますので、屋根裏エアコン一台で涼しくなります。

リビングに続く和室は、来客時の宿泊スペースとしても使えますし、老後の寝室としても使えます。大きな引戸で仕切れますので、プライバシーも保てます。また、床下エアコンの暖気や屋根裏エアコンの冷気も届くようにしていますので、扉を締め切っても快適です。

洗面台も造作で作りました。大きな鏡も設置し、化粧スペースとしても使えます。ちょっとしたクローゼットスペースを設置しました。和室（将来の寝室）からも直接移動できるので、導線が短くなります。

間取り的にドアしか付かない場合以外は、引戸しか使いません。使用する引戸は、上吊りのハイタイプなので、掃除も楽ですし、すっきりと見えます。引戸を開ければ室内が一つの空間になり、温度差も解消しやすくなります。大きな掃き出し窓との相乗効果もあり、室内が広く見える効果もあります。