赤城おろしが吹き下ろす場所に建っていますので、玄関位置がポイントとなります。北道路ですが、敷地が広く日射取得は抜群です。寒い冬にエアコンを使わなくても、室内は暖かくなります。
北面は、赤城おろしが吹きおろし、物凄く寒くなるので大きな窓を設置するのは避けるべきです。そうは言っても、春や秋の気持ちの良い季節に通風するための窓は必要です。家づくりは建てる場所に応じてバランスを考えながら設計する必要があります。
玄関ドアにも杉板を貼り、ウッドロングエコ塗装を施しました。性能も多少あがりますが、一体感のあるデザインになります。木製玄関ドアよりも安くて、メンテもしやすくて、見た目は同じ様になります。ただし、施工にはコツがありますので、ご注意ください。
南面の日射取得を有効に生かすため、吹抜けに繋がるように大きな掃き出し窓を設置します。こんなに窓を付けると耐震的に問題があるのでは？と感じる方もいますが、耐震等級３になっていますので安心です。
キッチン・食器収納・ダイニングテーブルも造作で作りました。食器収納にもタイルを貼り、汚れ防止と共にクラシックな感じにしています。色合と共に落ち着いたデザインになっています。奥は食品庫で、壁にはコルクボードを設置し、カレンダー等を貼りつけられるようにしています。流石に、冷蔵庫に磁石で貼りつけるのは・・・・マズいです。
スロップシンクの付いたドライルームです。奥にはWICがあり、収納導線が短くなっています。天井には物干しバーも付いており、ちょっとした洗濯物を干すにも良いですね。トイレには取り戸棚を設置し収納スペースを確保しました。既製品の吊戸棚を使えばコストも抑えられます。
眺め良い書斎スペースです。本箱と大きな机も設置しました。ドアもありますので、集中して仕事もできます。老後は趣味部屋としても使えます。
玄関脇にはシューズクローク、正面はクローゼットを設置しました。玄関周りに収納が無いと、細かい物が散らばりやすくなります。リビングに持ち込んでしまうと、リビングがごちゃごちゃしてしまい狭く見えてしまいます。
