街中の道路添いに建つ延床面積45坪の大きな家です。外壁はジョリパッド、ガルバリウム鋼板の波板、レッドシダーの3種類を使用しています。モダンと和が合体したようなデザインにありました。
玄関ホール以外は全ての空間が繋がっておりますので、室内を広く使う事が出来るようになっています。階段の段数も16段にする事で蹴上高さが低くなり、登りやすくなっています。また、登り階段ですが、途中に踊り場を作っています。
通常よりも天井を高くしていますので、開放感が高まっています。その一方で室内容積も増えますので空調的には不利になります。そこで付加断熱を行いランニングコストの削減に気を付けました。
4カ所ある手洗いの中でメインとなる場所です。既製品の洗面台を使いながら、隣には造作のカウンターを設置し、裏面には大きな可動棚を設置する事で収納スペースを確保しました。
キッチンはセパレートタイプにしました。セパレートタイプは、コンロとシンクが対面するので調理中の導線が短くなるメリットがあります。また、コンロを外壁面に設置する事で室内に匂いや油汚れが広がりづらいメリットもあります。シンクはLDと繋がっていますので、夕食の片づけをしながらTVも見られます。
造作で作られた机や本箱のある3畳の書斎スペースです。天井には桧を使い、壁は珪藻土です。室内は木の匂いが漂いますので、最高の癒し空間となります。
広々として2階ホールには雲梯を設置しました。また、2階ホールには大きな掃き出し窓が設置しているので、冬でも日射取得だけで45坪の大きな家を暖めてくれます。奥さまが一番喜んでくれたのは、冬の朝の室内が隅々まで暖かい事でした。
黄色い壁仕上げをアクセントにしたランドリースペースです。大抵ランドリースペースは裏方になるので暗くなりがちです。でも壁の仕上げを一部変えるだけで楽しみのある空間になりますね。
室内から直接アクセス出来るガレージは15坪もあるので、大きな車でも余裕で2台収納する事が出来ます。断熱工事も行い、流し台や棚も設置しましたので使い勝手は抜群です。
