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 | 2025.12.19

63件待ちの衝撃!

建築確認申請を提出する場合、2つの申請先があります。

1つは公共機関の建築指導課です。
市は独自に建築確認申請の審査を行いますが、
町村は独自に審査が行えないので、
代わりに県が審査を行います。

例えば太田市であれば、太田市建築指導課になりますが、
大泉町や邑楽町などでは群馬県太田土木事務所になります。

もう1つは民間の審査機関です。
国から許可を得た指定確認検査機関です。

公共にするのか?民間にするのか?は自由ですし、
どちらに申請しても同じ審査ですが、
金額や申請に掛かる時間が違ったりします。

また、地域によっては、
審査を嫌がる公共機関もあったりします。

申請書を提出しようとすると、
物凄く時間が掛かるような事を言い、
暗に民間に審査を依頼してくれませんか?と
言われる場合もあったりします。

本来は、おかしな事に感じますが、
都心部では多いようですので、
都心部で申請を行う場合は、
民間機関に提出するのは必然と言えるかもしれません。

当社でも地域によって公共機関に申請する場合もありますし、
民間機関に申請する場合もあります。

そんな中、先日に民間機関の申請状況を確認したら・・・・
なんと63件待ち!!との事でした。

63件だと許可時間はどの位になると思いますか?
あくまでも単純計算ですが、
1日1件の許可だと、
土日は休で実働20日として、約3か月となります・・・

63÷20(実働の1か月)=3.15カ月ですよね・・・
このような状況が当たり前になるかもしれません。

そう考えると、
打ち合わせスタート~着工まで3か月等という家づくりだと、
規格住宅しか建てられないと思います。
※規格住宅とは間取りが決まっている家です。

ですので、
大手ハウスメーカー等では間取りが決まっていたり、
仮に希望を言っても、
耐震に問題がある等と言って、
間取りの変更を嫌がるのかも知れませんね。

でも、一生に一度の家ですからね・・・
勿体ないと思います。
間取りで、
使い勝手だけでなく住み心地も変わりますからね。