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 | 2020.04.17

1日100棟建てると何が良いのか?

本日より深谷市で解体工事がスタートしました。

古い建物を解体し、新築の家を建てさせて頂きます。

解体は手間が掛かります。

数十年前は、重機を使って一気に解体し、ダンプカーに積み込んで、処分場に持っていけば終わりでした。
時間も手間も掛からないので、金額も安かったです。

しかし、今は分別しないと処分場で受け入れてくれません。

最初に瓦屋根を外します。
土を下ろします。
アルミサッシやガラスを外します。
キッチンや洗面台、金属も外します。
重機を使い、骨組みを壊します。
最後に、基礎コンクリートと鉄筋を分けて終わりです。

解体費用も昔に比べると3倍位掛かるようになりました。
しかし、毎年処分費用も上がっています。

やはり、末永く住める家を作る事が1番の解決策です。
そうすれば、ゴミの量も減らせますし、数十年毎に建て替えをしなくても済みます。
地球環境にも良いですね。

そうは言っても、プラモデルのような家があちこちに建てられているのが現状です。

有名歌舞伎役者を使い「1日100棟建てているので、1年に36000棟で日本一!」などと宣伝している住宅会社もありますが、そんなに建てて30年後はどうなるのでしょうか?
人口も減っていますしね。