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ホーム > ブログ > ブログ > 間取り・デザイン > ガルバリウム鋼板とガルバリウムサイディングは違います
間取り・デザイン
 | 2020.11.19

ガルバリウム鋼板とガルバリウムサイディングは違います

当社の家で外部仕上げに使用する材料は、木板・ガルバリウム鋼板・塗壁の3種類が多いです。
一般的に使用されているサイディングは使いません。

昔は使っていたのですが、メンテナンスコストの大きさ等を考えると使いたくないのです。

過去には10年と2カ月で、サイディングが沿っている事が解り、お客さんに迷惑をおかけしてしまった事もあります・・・

その時のサイディングメーカーの対応が物凄く悪く、それから使わない事にしました。
今でも思い出しますが、10年保証なので、10年と2カ月後に連絡を頂いた場合は保証にならないようです。

更に、規定以上の反りになっているかどうかを測定し、証明する必要があるそうです。

図ると言っても、足場を組まないと無理です。

本当に保障してくれるかどうかも解らないのに、足場を組んで測定をしなければならないみたいです。

「では、この数カ月でいきなり反ったのでしょうか?」と質問しても、何の返答も来ませんでした。

本社の商品開発部まで問い合わせをしましたが、全く相手にもされませんでした。

やはり保証なんて、こんな物なんだな~とつくづく感じました。

そういう訳で、サイディングは使用禁止になりました。

一番多いのは、ガルバリウム鋼板です。

その理由は何か?と言うと、メンテナンスコストが掛かりづらいからです。

掛からない訳ではありません。

メンテナンスも住宅会社に依頼しなくても出来ます。

ペンキ屋さんに頼めば、大丈夫です。

ガルバリウム鋼板は耐久性が高く、軽いので地震時にも有利になります。

更に、メンテナンスコストも掛かりずらいのでオススメの仕上材料です。

しかし、先日にお打ち合わせをしたお客さんから質問を頂きました。

ガルバリウム外壁だと子供がボール遊びをしてぶつけてしまった時に、凹んだと聞いた事があるので、あまり良いイメージはないとの事でした。
確かに、ネットでも、ガルバリウム外壁の欠点は凹んでしまう事などと書かれている記事もあります。

恐らく、凹んでしまった外壁はガルバリウムサイディングだと思います。

同じような名前ですが、実は違います。

厚みも耐久性も違います。