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 | 2025.05.12

週末の日本経済新聞に住宅の修繕費用の平均金額が掲載されていました。

30年以上住まわれている方の平均金は615万円だそうです。
この金額を見た時に安いな~と感じる方も居れば、高いな~と感じる方も居るはずです。
平均と言うと誰にでも当てはまってしまいそうですが、そうはなりません。

例えばですが、修繕費用に1200万円掛かった人が居る一方で、
0円の方も居れば、平均は600万円になるからです。
これは平均年収も同じです。
また、昔の家は既製品や機械を使っていないので、
意外にメンテナンスコストが掛かっていなかったと言う事実もあります。

しかし、今の家は既製品と機械を多用しますので、メンテナンスコストは増大する傾向になります。
例えばですが、住んでから15年後に外壁と屋根を塗替えれば、それだけで数百万は掛かります。
10年でエアコンが壊れたら数十万です。

特に最新の高性能エアコンは壊れやすいです。
高性能で高額なのに壊れやすいのです。
そのようなエアコンが何台も付いていたら、掛け算になりますので、恐ろしい事になります・・・

更に、オリジナル全館空調システム等と言う製品が付いていると、とんでもない事になります・・・
事実として、某大手ハウスメーカーの全館空調システムが15年で交換になり、
交換費用で250万円を請求された等と言う例もあったりします。

また、エコキュートも壊れるし、太陽光発電のパワコンも交換になりますし、
蓄電池のパワコンも交換になります。
高性能な1種換気が付いていたら、こちらも交換になります。
トイレも換気扇もIHヒーターも交換になります。
そう考えると30年で615万円にはならない感じもしますけどね・・・

ですので、先日のメルマガでも解説したような家を建ててしまうと、
次世代に負債を引き継ぐようになりますので、くれぐれもご注意下さい。

あのような家だと、最新家電を設置する為に作られた箱と言う感じになりますね(失礼)。
そうは言っても、昔の家は寒くて暑いし隙間だらけなので、光熱費は凄いことになりますが・・・

いずれにしても、ランニングコスト(光熱費)だけでなく、
メンテナンスコストを抑えた家を建てないと大変な事になりますね。

これから家づくりを計画される若い方はご注意ください。