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ホーム > ブログ > YouTube > ①リフォームは新築よりも難しい②新築の30%減で同じような家が出来るのか?③終の棲家が迎える5つのパターン④家中にニオイがこもる家⑤内窓をつけると家が劣化する⑥サイディングを使う時の重要ポイント
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 | 2026.03.21

①リフォームは新築よりも難しい②新築の30%減で同じような家が出来るのか?③終の棲家が迎える5つのパターン④家中にニオイがこもる家⑤内窓をつけると家が劣化する⑥サイディングを使う時の重要ポイント

https://youtu.be/g2N9wijZYZ0

今回は質問コーナーです。まず最初のコメントです。


2025年最後のメルマガを読ませていただきました。ますます、家づくりの環境が厳しくなっていくのですね。私ごとですが今年6月から父の住む実家(北関東の5地域ですが4地域に近い感覚)に引っ越しました。築38年在来軸組工法で建てた総二階 切妻 延床面積60坪の家はこれまでアパート住まいだった60歳台の私と妻には広くて寒くて暑い家です。リフォームしようかなと見積を依頼したら水回りの入れ替え、二重窓取り付け、外壁塗装で1,500万円となり「うーん」と考えて先に進めなくなってしまいました。これからの住環境に対する選択肢は、最低限のメンテナンス(外壁塗装など)でこのまま住む、リフォームする、解体して建て替える、別の土地に住み替える(中古住宅)などありますが数年先には手持ち資産をにらんでの選択を迫られそうです。

厳しくなっていくんだろうなと思うけど、人間はおかしなもので、数ヶ月経ってくると今度はそれが普通になっちゃうんですよね。でもそうじゃないとおかしいと思います。ずっと厳しい感じだったら前を向いて進めないし、夢もないじゃないですか。やっぱり厳しい中でどう考えるかだと思います。リフォームというのは意外に舐めている人が多くて、うちの大工さんも言うんですよ。専属でやってくれている人もいれば、他の会社さんとも関わりながら、自分でも直でリフォームを受けている人もいるんですけど、その大工さんが「本当にリフォームはみんな舐めている」と言っていました。某◯◯そっくりさんの影響もあるのかもしれないけど、1000万円で新築並みにしたいぐらいの勢いで相談に来る人がいるんです。でもそんなことはないです。築30年を超えた家なんて床も水回りもボロボロで、キッチンやトイレも劣化しているし、クロスも剥がれているし、外壁も色褪せていますよね。屋根は瓦ならまだいいけど、床・壁・水回りは基本的にダメで、建具も反っていることがあるし、寒いから内窓もつけたいとなる。そういう状態で予算を聞くと1000万円と言われるんですけど、それではキッチンと風呂を交換した時点でかなり厳しいです。さらに床や壁をやり直して間取りも変えてエアコンも変えて外壁塗装までやったら全然足りません。1500万円でも安いくらいで、うちの大工さんも2000万円は必要と言っていました。そうなると皆さん「うーん」となるんですよね。私もそう思います。

◯◯そっくりさんについても前に話しましたけど、新築の7掛けで新築そっくりになると言うけど、元の新築価格がどうなっているのかという話です。新築で150万円のものが100万円になるなら、新築でいいじゃないかという話になります。たった1日缶コーヒーを1本我慢すれば買える、みたいな話と同じで、そのコーヒーがいくらかも分からないし、何年続けるのかも分からない。あれは安く見せるテクニックなんですよね。私も最近よく考えるんですけど、最低限のメンテでいくのか、大規模リフォームか、建て替えか、あるいは移転か。移転といってもアパートは年齢的に厳しいので中古住宅になりますよね。結局どれを選ぶにしても、家というのは何もしないで永遠に住めるわけではなく、どれかを選ばないといけないんです。全部嫌だという人はアパート暮らしという選択もありますが、それも年齢が上がると貸してもらえない問題や家賃の上昇があるし、払い続けても自分の資産にはならないし、住み続けられる保証もない。正解はないけど、年を取った時に自分の居場所、いわゆる終の住処がないというのはきついです。住む場所の確保は本当に大事で、若い時は何とかなると思っていても、後から効いてきます。

これは偏見かもしれないけど、アパート暮らしを続けている方は貯金が少ないケースが多いです。生活のハードルが下がる分、お金が趣味などに流れてしまう。45歳くらいで家を建てたいと来ても自己資金がほとんどないケースが多くて、その状態でローンを組むのはできなくはないけど進めづらいです。中古住宅も安くはなくて、しかも表面的なリフォームだけしているケースだと、10年後にまたお金がかかることもあります。建て替えがベストではあるけどお金が必要で、大規模リフォームも良いけどやはりコストが重い。最低限のメンテでも水回りと外壁・屋根で1000万円近くいくこともあり、これからインフレでさらに厳しくなると思います。

だからこそ最初にちゃんとした家を建てた方がいいという話になります。ここで言う「ちゃんとした家」というのは性能値だけではなく、建てた後にお金がかからない家です。特に水回りは重要で、安い既製品は持たないので後からコストがかかる。トイレも高級なものを入れるかどうかは考え方で、15年持てばいいと割り切るのも一つです。例えばアラウーノは定価は高いけど実勢価格は安く、TOTOはどちらも高い。同じ定価でも実際の価格は倍近く違うこともあるし、どちらも極端に長持ちするわけでもない。このあたりは感覚です。設備屋さんのお客さんも言っていましたが、今はメーカーによる耐久性の差はそこまで大きくないそうです。

また、いろんな家を見ている職人さんの話では、ビニールクロスとフローリングの家は臭いがこもりやすいと言っていました。住んでいる人は気づかないけど、外から入ると分かるらしいです。換気や気密の問題、油の付着などが原因かもしれないとのことでした。さらにリビングは暖かくてもトイレや洗面所は寒く、温度差が大きい家は年を取るときつい。こういう話を聞くと、やっぱり後からお金がかかる家は嫌になるんですよね。外壁を15年ごとに塗り替えるのも、そのたびに200万円かかるとなるとしんどいですし、寒い家を無理やり暖めると耐久性にも影響が出る。内窓の話もそうで、性能は上がるけど劣化リスクもある。だから最初から窓や断熱をしっかりやることが大事です。屋根はコロニアルを避けて、外壁もサイディングはできればやめた方がいい。なぜかというとお金がかかり続けるからです。メーカーが30年持つと言っても、実際はみんな途中で塗り替えていますからね。

さらに言えば、床は無垢、壁は珪藻土、キッチンは造作にするなど、最初にお金はかかるけどトータルコストは安くなる選択もあります。これまでデフレだったから見えにくかったけど、インフレになると交換コストが上がるので、より重要になってきます。日本もこれを機に、使い捨てではなく長く使う考え方に変わっていくのかもしれません。若い時にはここまで考えないと思うけど、年齢を重ねると実感します。将来、子どもが家を建てる時には、どこの会社かよりもどういう家を建てるべきかを強く伝えると思います。こういう話はやっぱり大事ですね。

そしてもう一つ、このようなコメントもいただきました。


定年も過ぎてこの様な事態になることは容易に考えられたのですが、考えたくなかったのですね。一方ではYouTubeにて小暮社長のお話を聞いてこの約2年 家づくりの守るべき事を勉強させて頂きました。後は優先順位を設定して関係者に相談して決めるだけです。

長々と書いてしまいましたが、2026年も率直で飾らない小暮社長のメルマガ、YouTube、Facebookを楽しみにしております。(焚き火もやってみたいです。子供の頃は庭や風呂焚きで焚き火?三昧でしたね 笑)

考えられることではあるんですよね。よく考えれば分かるんだけど、やっぱり考えたくないんです。こんなことを考えて家づくりをするのは正直嫌で、それよりも軒ゼロのおしゃれな家を建てたいと思うのが普通だと思います。こういうYouTubeしか私にはできないので、再生回数はどんどん減るんだけど再生時間は変わらないという状態になります。でもそれでいいと思っています。