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2020/01/28

ALCパネルは断熱材ではありません

「ALCパネルは断熱材ではありません」

ALCパネルと言う外壁材があります。

正式名称は軽量気泡コンクリートと言います。

この外壁材は、セメントや石灰石、アルミ粉末などを使い作られた外壁材です。

特徴としては、不燃材であり、内部に気泡があるため耐火性があり、断熱性もあります。

例えば、同じような外壁材でサイディングがありますが、こちらも不燃材ではありますが、内部に気泡がないので断熱性は無いです。

 

そう考えるとALCパネルを張れば、断熱材は必要が無いように感じるかも知れません。

実際に、そのような事を言われる大工さんがいるようです。

また、ALCパネルを採用している住宅会社のHPにも、ALCパネルを使う事により断熱性が高まり、室内が快適になるような表記をされています。

確かに、ALCパネルは木材と同程度の熱伝導率(0.15w/mk)なのは事実です。

しかし一般的に断熱材と呼べる材料は、熱伝導率0.05以下の物を指しています。

そう考えるとALCパネルは断熱材とは言い難いと感じます。

そもそも、ALCパネルは外壁材として使われているので、柱の中に入っている訳でもありません。

専門的に言うと、柱の外側には通気層があり、更に、その外側に張られています。

このような施工だと、通気層で室内と室外が分離されているので、ALCパネルの断熱性は室内には関係が無い事になってしまうのです。

単純に、ALCパネルとサイディングだけを比較すれば、製品の特性としてALCパネルの方が断熱性はあります。

しかし、実際に室内環境に影響を及ぼすのか?と言うと、0(ゼロ)とは言えませんが、殆ど関係がないとも言えます。

もしALCパネルが断熱性の役割を担っているのだとしたら、昔の家(木の外壁で断熱材が入っていない家)でも暖かくなってしまう事になります。

恐らく、そんな事はないはずです。

 

住宅会社の中には、自社にとって都合の良いデータを表示し、消費者の方にアピールする会社があります。

そのような事をされている住宅会社に家づくりを依頼しても、間違いなく住み心地の良い家は出来上がりません。

失礼ですが、そのような小手先の行為は、消費者の方を惑わすような行為に見えてしまうからです。

HPやカタログ、モデルハウスを参考にするのも良いですが、それらを客観的に判断できないと全く違う家が出来上がります。

くれぐれもお気を付け下さい。

 

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