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性能
 | 2020.04.21

「ドコモでないと繋がらないのでは?」と思っている人は注意!

太田市で工事中の大きな平屋住宅で気密測定を行いました。

先週の桐生市での測定に引き続き、本日は太田市にて気密測定を行いました。

当社では、全ての家で気密測定を行い、家の隙間面積を計算しています。

この隙間面積の値をC値と言い、C値=1.0以下の家を高気密と言います。

因みに、住宅会社の中には、C値=2.0でも高気密と説明される方がいるようですが、信じないようにしましょう。

これは、例えるならば、リッター10㎞しか走らないような古い車と比較して「当社の新型車はリッター15㎞も走るのです燃費が良いのです!」などと説明しているのと同じです。
今時、「リッター15kmで燃費が良いのです!」などと説明する方は居ないと思いますが、住宅会社にはいらっしゃいます。

そもそも、なぜ面倒くさい気密測定を毎回行うのか?

その理由は、住み心地の良い家を提供したいからです。

ランニングコストが掛かりづらく、お財布にも地球環境にも優しい家を提供したいからです。

国の規定では、断熱に関する規定(そうは言っても、物凄く低レベルな規定ですが・・・)はありますが、気密に関する規定はありません。

ですので、中小工務店だけでなく大手ハウスメーカーでさえ、基本的には気密測定を行いません。
ただし、一条工務店さんだけは、行っているようですね。
この辺りは、流石です!

消費者の方の中には、「殆どの大手ハウスメーカーでさえ行っていないのだから必要ないのでは?」と考える方もいるようです。

いやいや、そんな事はありません・・・

気密が伴わないと、せっかくの断熱性能も効果が発揮されません。

一番解りやすい例として、穴の開いたダウンジャケットを着て真冬に外出してみてください。

恐らく、ダウンジャケットに中にはすきま風が入って来てしまい、体温が低下してしまうはずです。

でも、夏だったら風が入って来て良いのでは?などと考えるかも知れませんが、温暖化の進んだ熱風が大量に室内に入ってきたらどうしょうか?

恐らく暑いし、エアコンで冷却した空気も出ていってしまいます。

こうやって説明をすると理解をして頂けるのですが、立派なスーツを着た営業マンさんに言われると、何となくうなずいてしまう方が多いようです。

失礼ですが、年配者の方は、この傾向が多いです。

最後に、気になる測定結果は・・・

これまでの最高値を上回るC値=0.1でした。

吹付発泡断熱材であれば出るかも知れない数値ですが、それを使わない所が職人技です。

追伸です

「ドコモでないと繋がらなんじゃないのか?」などと考え、毎月1万円以上の通信料を支払っている方は、同じような傾向があるかもしれません。

私の携帯電話は楽天モバイルですが、月々4千円位ですが、普通に使えます。

大きな会社が安心なのは解りますが、余計な安心料も支払っていますね。