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 | 2019.07.30

1種換気を付けてもダメな家

今回は1種換気について
解説をさせていただきます。

以前に別の動画でも
1種換気について解説をしました。
ぜひ以下の動画も見てください。

1種換気が機能する設計ポイント

1種換気が機能するためには
気密の高い家じゃないと
余計な熱が入るので良くない、
と解説しました。

余計な隙間があると、
せっかく熱交換をしても
色んな所から熱が入ってくるので
環境が悪くなるということです。

もう一つ1種換気が
機能するための条件があります。

性能の良い家というか、
夏涼しくて冬暖かい家でないと
1種換気が上手く機能しなくなって
ランニングコストが増えるんですね。

熱交換をするという事は
中と外の温度差がある程度ないと
当然、交換はしませんよね。

例えばこういう感じです。

夏は外って暑いですよね。
家の気密があったとしても、
断熱が良くなくて家の中が
暑いとします。

日射遮蔽もしていなくて、
太陽の熱が入っちゃって、
家の中が良い環境になってない。

そうすると外も中も暑いので
熱交換しなくなっちゃいます。
そもそも暑いですからね。

これがちゃんと
日射遮蔽をしてあって、
窓から熱が入らないような
状態があって涼しい状態を
保つために熱交換する訳ですから。

そもそも
熱交換の機能を果たしていません。

逆に冬の場合。
冬は外って寒いですよね。

家の断熱性能が悪くて、
サッシの性能も悪くて
寒かったとしますよね。

そうすると外も中も寒いので
熱交換が機能しない訳だから、
1種換気を付けてる意味が
そもそもないことになります。

なので熱交換するためには、
やっぱり家の中は外に対して
きちっとした性能を持った
家をつくる事が大事です。

その上で家の中に
外の空気を入れて換気する時に
熱を調整してくれる物です。

外も中も一緒の家だと
せっかく熱交換を付けても
意味がないというか、
効果を発揮しないですから、
くれぐれもお気をつけください。