facebook
instagram
youtube
ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > Low-eガラスの間違った使い方
動画コンテンツ
 | 2019.07.27

Low-eガラスの間違った使い方

今日は窓について
解説をさせていただきます。

別の動画で
Low-eガラスには2種類ある
ということをお話しました。

Low-eガラスは2種類ある

窓には遮熱タイプと
断熱タイプがありますと
解説しましたが、
おさらいの意味で簡単に
振り返ります。

断熱タイプは、
室内側のガラスの内側に
Low-e皮膜があります。

遮熱タイプは、
外側のガラスの内側に
Low-e皮膜があります。

断熱タイプは
太陽熱がすんなりと
入りやすいですから、
家の中が暖かくなりやすい。

遮熱タイプは
太陽熱をカットしますので、
部屋の中に熱が届きにくい。

こういう特性があります。

ではこの特性を活かして、
どういう風に家に
当てはめたらいいのか、
というのがあるんですね。

例えば家があった時に、
東西南北それぞれの窓に
どの窓を使うのが良いのか?
と考える際によく勘違いを
されることがあります。

夏は暑いから、
その暑さを防ぐために
遮熱タイプの窓を使った方が
涼しいんじゃないかと
考える人がいるんですね。

確かにそうですよね。
ただこれも別の動画で
話しましたが、

「家は冬を旨とすべし」

冬の事を考えてつくる、
という話をしました。

なぜかと言うと、
夏の冷房よりも冬の暖房の方が
ランニングコストがかかるからです。

そう考えると、
南側で遮熱をしてしまうと
家の中が暖まらなくなって
しまうんですね。

そうすると余計な
ランニングコストがかかっちゃう。

なので南側の窓というのは、
断熱タイプの窓を使って
家の中を暖めるというのが正論です。

西窓って夏は暑いですよね。
西側は冬にそんなに光が当たって
家の中を暖める訳ではないので、
西側は遮熱タイプの窓。

もっと言うと北も東も
遮熱タイプの窓です。

冬の日射取得を高めるには
南側の窓を最大限に大きくして、
断熱窓を使って陽を入れる。

これが冬を旨とすべしという
家づくりのポイントです。

遮熱タイプを使うと
夏は涼しくなりますが、
冬は寒くなってしまって
結果的にはランニングコストが
かかる家になってしまいます。

これは本当に住宅会社さんでも
わかってない方がいます。

南側だけ断熱窓を使って
日射取得を優先するという事を
考えておいていただければ
ほぼ間違いないです。

特に寒い地方では断熱窓。
仮に沖縄ですごく暑かったとしたら
日射遮蔽にしてというのも
ありかもしれないですけどね。

ここでもう一つ。

トリプルガラスという
サッシ(窓)ってありますよね。
ガラスが3倍構成というやつです。

トリプルガラスの窓は
日射取得の時にガラスが
2枚になるので、
外側のガラスが抵抗になって
内側の力がペアに比べると
正直弱くなります。

日射取得率という
パーセント(%)で表せますが、
ガラスの種類にもよりますが
概ね10%ちょっとぐらいは
日射取得が減ってしまいます。

なので南側の窓に
トリプルガラスを使うのは
正直アウトです。

なんでも
トリプルガラスを使えば
良いってものではありません。

逆に遮熱タイプに
トリプルガラスを使うと
Low-e皮膜がダブルになって
熱が更に入りにくくなるので、
遮熱タイプにトリプルを使うのは
確かにありです。

なのでうちの会社でも
トリプルとペアガラスを
使っていますが、
そういうような使い分けを
しています。

なので全てが
トリプルガラスだから
良いという理屈でもないので
この辺も覚えていただけると
よりランニングコストが安くて
住み心地の良いお家ができます。

ぜひ皆さん覚えて
おいていただければと思います。