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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 全館空調の家は本当にエアコン回しっ放しの方が安いの?
動画コンテンツ
 | 2019.03.31

全館空調の家は本当にエアコン回しっ放しの方が安いの?

「高性能な家なら全館空調にしないで
エアコンをON/OFFした方が電気代が
安いのでは?」というご質問をいただきました。

今回はこれにお答えさせていただきます。

以下の画像は当社がつくっている
全館空調の家の図面です。

赤いラインのところに断熱をして
床下エアコンと屋根裏エアコンを
つけて家中を空調しています。

おそらくご質問の意図としては、
壁掛けエアコンを1階と2階に
1台ずつ付けて、

2階にいる時は2階だけを、
1階にいる時は1階だけを
冷暖房した方が電気代が安くなるのでは?
ということだと思います。

その方が安いかもしれませんが、
一概にそうとも言えません。

別動画全館空調の家は本当に家中どこでも暖かいの?
でも解説をしましたが、
そもそも断熱気密がいい家というのは
家の中で熱が回りやすくなります。

小さなエアコンをつけただけでも
一部だけが温まるのではなく、
他にも熱が回っています。

そうすると熱不足になる
部屋が出てくる可能性があります。
電気代は安くなるかもしれないですが、
不満点が残る家になってしまします。

となると、そもそも高性能な家を
つくる意図がわからなくなります。

それならば普通の家をつくって、
その部屋だけを冷暖房して、
廊下に出たときに寒く感じても
仕方ないという考え方の方が
良いということになります。

ちなみに当社がつくる全館空調の家は、
夏場であればエアコンを
24時間かけっぱなしにします。

温度はだいたい27℃前後を基準にして、
エアコンを24時間かけっぱなしにしても
かかる電気代は5000〜6000円くらいです。

冬場は一日中回すと暑くなりすぎるので、
夜中の温度が下がったときだけつけて
家の中の温度がだいたい20℃を
下回らない設定にしています。
これで電気代が一番ピークの時で
1万円くらいかかります。

この金額をもっと安くしたいかどうかは
あくまでもその方のお好みなのですが、
その結果として、たとえば冬場に
ヒートショックの危険性があるとか、
家の中の温度差が出てしまうことになります。

暑さ寒さの不快感が生まれても、
電気代が4500円になった方がいい
という考えであれば、
それはお客様の価値観ですから
悪いことではありません。

ただせっかく高気密高断熱の
性能のいい家をつくるのであれば、
最後の1000円とかをケチるのは
本末転倒なのでは?と思います。

悪いことではありませが、
こういう理屈もあるということです。