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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 大工さんのお給料にはランクがある
動画コンテンツ
 | 2021.08.01

大工さんのお給料にはランクがある

今回の動画は、
大工さんの手間賃が
実際いくらなのか?という話です。

あくまでも私の感覚ですが、
ざっくり言うと3段階あると
思っています。

まずは一般的に
大手ハウスメーカーさんや
ローコスト住宅メーカーさん、
中小工務店など普通の家を
つくる場合は中ランク。

同じような間取りの家を
毎回、同じように作る家です。

使っている材料もほぼ同じで、
家の形も大体は決まった形で
窓が普通に付く感じ。

仕上げとしてクロスの色を
変えたり、床を白くしたり、
壁をスタイリッシュにしたりと
そういうところで変化を
付ける感じですね。

間取りにも広い空間ではなく
単純な構造でやっていく。
これが中ランクです。

それより下となると、
いわゆる建売住宅です。

作る家は毎回同じで、
場合によっては同じ場所で
3〜4件の家を同時に
建てていきます。

奇をてらった間取りも
作らないし、同じサイズの窓を
毎回作る感じです。

では上となると、
いわゆる注文住宅です。

本当の注文住宅というのは、
建てる間取りも毎回違うし、
使う材料も違ってきます。

よく私が言う、
建てる場所に応じて
窓の付け方も全て変わってくる
というイメージです。

お客さんのご予算や
お好みに応じて、
無垢を使うにしても
硬めの広葉樹系を使うとか、
柔らかめの杉を使うとか、
住み心地を考えた日射遮蔽や
日射取得で断熱性能を変えるとか
こういうのが本当の注文住宅です。

こういう3つの層があります。

ではそれぞれの家で
大工さんの手間賃がどう
変わるのか。

まず建売住宅の
大工さんは1日2万円ぐらいで
やると言われています。

1棟を終えるのに
大体30日にかかるので、
合計60万円です。

これは会社によって
違いますし、仕様によっても
違うとは思います。

次にローコストメーカーさん。
この場合は坪数で考えることが
多いのですが、大体は
坪あたり2〜3万円です。

仮に坪3万円だとすると、
30坪の家なら90万円です。

大体30坪の建売住宅で
大工さんの工期が1ヶ月なので、
1日2万円で30日だと60万円。

これを30坪で割れば
2万円という計算になります。

建売とメーカーさんで
1.5倍の差になります。

では本当の注文住宅。

注文住宅と言っても
どこまで凝るかで大工さんの
日数が変わります。

本当にざっくりですが、
1日6万円以上はかかります。
6万円じゃ済まないかもしれません。

家のクラスによって、
これだけ金額が違ってくるわけです。

ただ坪6万円の手間賃を稼げる
大工さんと稼げない大工さんがいます。

坪2万円の仕事をやっている
大工さんが坪6万円の細かい仕事が
できるかどうかは別問題です。

私も色んな職人さん・大工さんと
付き合ってきましたが、
6万円を払ってもやりたくない
人もいるわけです。

面倒くさいというやつですね。

自分で言うのもですが、
当社の大工さんはずいぶんと
面倒くさいことをちゃんと
やっているなと思います。

難しいことや細かいことを
やってみたいとか、そもそも
そこまでやらないとダメという
意識でやってくれています。

その結果として、
お金を支払いますということです。

別に無理強いを
しているわけじゃないし、
逆にやりたくない人に
無理強いをしても恐らく
うまくいかないと思います。

私も、今の家づくりが
ものすごく面白いし、
お客さんの満足度も
高くなっているように感じます。

だからこそ私も手間をかけて
打ち合わせ時間を長く取って
やっています。

例えば建売のように
30日で1棟の家が作れるなら、
年間で12棟が建てられます。

でも注文住宅で
年間12棟もやったら
体がバラバラになります。

メーカーさんで7棟ぐらい、
注文住宅でせいぜい4棟。

5棟は難しいと思います。

一般の消費者の方は
こういう目で見ることは
ないと思いますが、
みなさんも頭の隅に
置いていただければ
ありがたいなと思います。