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動画コンテンツ
 | 2019.03.31

高気密住宅は窒息する??

今回は高気密住宅について
誤解をしている方がいらっしゃるようなので
解説をさせていただきます。

住宅会社さんの中には、
「高気密住宅なんかつくったら窒息しますよ」
なんてことを言う方がいらっしゃるようです。

そんなことは全くないということを、
理論的に解説したいと思います。

たとえば35坪くらいのお家の家の中の容積は、
ざっくりと300㎥くらいあります。

24時間換気と言って、今は家の中を
換気することが義務付けられていますので、
2時間に1回は家の中の空気が入れ替わります。

2時間に1回なので、
1時間あたりだと0.5回ですから、
1時間にだいたい150㎥の空気が
入って出てくるという計算になります。

目安ですが、
人間は1時間に30㎥くらいの
呼吸をすると言われています。
仮に4人家族だと1時間に120㎥となります。

35坪の高気密住宅でも、
窓を閉め切った状態で150㎥の空気が入れ替わります。
仮に4人家族がそこにずっといても120㎥なので、
クリアしています。

これが5人になっても150㎥ですからトントンです。
しかも窓を完全に閉め切った状態の話です。

窓を開けたり玄関を開けたりすると
多少でも空気の出入りがあるのに、
締め切った状態でもクリアしてしまうのは
この計算でわかってしまいます。

高気密住宅をつくると窒息してしまうというのは、
イメージだけで勘違いをされているということが
これでわかってしまいます。

ただし一般的に高気密住宅というのは、
気密性を表す数値「C値」が1.0以下の
住宅のことを言います。

C値1.0以下の住宅でないとうまく換気できません。
C値が2.0(それは高気密とは言いませんが)とか
気密の悪い家はそもそも換気ができなくなります。

逆を言うと、
高気密住宅の方が換気がよくできるということです。

隙間があるから換気ができるというのは
全く違う話なので勘違いしないようにしてください。