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ホーム > ブログ > YouTube > 同時給排型レンジフードとは何?
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 | 2020.01.24

同時給排型レンジフードとは何?

今回は
あまり聞き慣れない方も
多いと思いますが、
同時給排型レンジフード
というものについて
解説をさせていただきます。

同時給排型レンジフードと
言葉でなんとなくイメージを
すると、同時に呼気して
排気するという感じ。

一般的には
レンジフードは
排気のみですよね。

レンジフードって、
すごい量の排気をします。
トイレの換気扇とは
比べ物にならないぐらいの
すごい排気量です。

そのレンジフードを
ずっと回してると、
せっかく冷房や暖房した
空気が流れてしまいますよね。

空気の出る量が多いので、
一種換気で熱交換をしていると
バランスが崩れて、結局
熱交換率も変わってしまいます。

そんな時にこの
同時給排型レンジフードは
排気と吸気を同時に
処理していくわけです。

吸気する時は
冬であれば冷たい空気が
入ってしまいますが、
レンジは料理をするので
熱が出ますよね。
その熱で冷たい空気を
相殺するわけです。

普通の換気扇と違って
冷たい空気を入れるわけ
ではないので単純に言うと
熱損失がプラスマイナス
ゼロになるみたいなものです。

そうすると
熱交換機に対しての影響が
なくなることになります。

なのでもし皆さんが
一種換気を付けるのを
検討されているなら、
こういったレンジフードや
トイレの換気扇など
全て気を使わなくては
いけません。

その一つとして
レンジフードは強力に
熱を出したり引っぱって
しまうので、こういう
同時給排型を付けると
良いと思います。

値段は少し張りますが、
だからといって何十万も
するものではありません。

トータルコストを
考えれば高いものではない
という風に思います。

当社でも
一種換気を付ける場合は
同時給排型レンジフードを
付けたりします。

あとはトイレの換気扇を
通常の換気扇とは違う
ものを付けたりして
なるべく熱交換率を
カタログの数値になる
ようにして設計します。

皆さんもぜひ
そういう所は
気をつけて
いただければと思います。