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ホーム > ブログ > YouTube > ①視聴者様からお手紙が届きました②高気密高断熱ブームの陰で起こる怖いこと
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 | 2022.03.15

①視聴者様からお手紙が届きました②高気密高断熱ブームの陰で起こる怖いこと

まずは最初に・・・
いつも私のYouTubeに
コメントをくださる
“noband_widthさん”から
お手紙をいただきました。

どうやら
めでたく住宅会社さんが
決まったようです。

本当におめでとうございます!
嬉しいですね。

“noband_widthさん”は実は
1年ぐらい前に当社に
お問い合わせくださいました。

施工エリア内ですか
というご質問でしたが、
残念ながら少し離れていて
難しいというご返事を
させていただきました。

ものすごく良い方で、
YouTubeにコメントを
くださったり、
メールでいろんな情報を
送ってくださいました。

とても真剣に
家づくりを勉強されている方で、
客観的に物事を考えておられる
印象を持っています。

どんなことでも
具体的にどういうことか?
というところを自分で
確認するような方ですね。

世の中で流行っていることや
住宅会社の営業マンが良いと
いうことに踊らされない感じです。

それがあまり行き過ぎると
マニアックになってしまいますが、
この方は冷静でフラットな感じです。

どこの工務店さんか
わかりませんが、
“noband_widthさん”が
決められた会社さんなので
本当にちゃんとした施工を
される会社だと思います。

“noband_widthさん”以外にも
メールをいただくことは
あります。

月に5〜6件ほど届きますが、
どなたも当社のエリア外です。
以前は電話もきましたね。

以前はそれらにお答えを
していましたが、
今は全くしていません。

なぜかと言うと、
全くお礼がないからです。

お礼というのは、
私の返事に対して
反応がないということです。

そうなると私も正直、
人間ですから何だよと
思うわけです。

コミュニケーションは、
メールや電話だけをして、
都合よく情報を取るのは
良くないと思います。

“noband_widthさん”から
話が脱線してしまいましたが、
“noband_widthさん”には
ぜひ良い家を建てていただいて、
そこで気付きや消費者目線で
何かあればぜひ教えて
いただけると嬉しいです。

本当に
おめでとうございました。

さて質問コーナーへ移ります。
動画は以下です。

▼オール樹脂サッシ+ハニカムブラインド=最強
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/jyushi_mado_hanikamu/

断熱等級7段階がくるとして、
いろんな問題が起きそうな
気がします、というコメントを
いただきました。

今までの断熱等級は
断熱等級4が最高等級です。

ただ断熱等級4は
本当に最低限の等級で、
断熱等級4が最高等級というのは
完全に間違いです。

それで暖かい家ができる
という住宅会社さんがいれば、
それはおかしいです。

断熱等級5・6・7は、
国が高断熱化しなくちゃ
いけないということで
やろうとしていることです。

これがこれから
トレンドになるのはいいとして、
いろいろな問題が出てくる気が
しますということですね。

例えば今まで
高断熱化をやってこなかった
会社さんは、対抗措置として
それに対応した商品を
やっていくと思います。

それに合わせていかないと
お客さんも来なくなりますからね。

地元の中小工務店さんが
見様見真似で高断熱化をした時に、
カビ問題やシロアリ、湿気に対する
防蟻関係の問題も起こるでしょう。

コメントでは、
止水板をしてほしいけど、
対応できない工務店だったので
諦めた、という話もありました。

ベタ基礎は、
一体施工という継ぎ目がない
施工方法があります。

一体施工にすると、
シロアリが入る余地はないし、
防水性もすごく高まるので
本当にいいことです。

一方で2回打ちと言って、
ベースの基礎ができ上がったあとに
立ち上がり部分をつくる方法があります。

この方法だと、
多くはないですが、
少し隙間が空く場合もあります。

そこで止水板と言って、
防水や防蟻のために
基礎に板を入れるという
方法があります。

当社は止水板を入れずに
防蟻シールを入れています。

こういうこともやりながら
高断熱化をしていかないと、
単純に断熱等級を上げても、
結果として何か問題が
起こるかもしれません。

ぜひみなさんも、
住宅会社選びの1つの
判断基準としてこれらのことを
頭に入れておいて
いただけると良いと思います。