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 | 2021.10.30

設計と施工を分離する場合の注意点

今回はみなさんに
こういうことを注意した方が
いいですよ、という話を
させていただきます。

当社では設計も施工も
自社でしています。

会社の名前は
「子育て世代の家設計室」ですが、
基本的には工務店です。

4人の会社で私が社長をして、
1級建築事務所の所長をして
設計をして、現場監督の平石が
子育て設計の工事部門を
担当しています。

事務員さんが
バックアップをしながら
外注の設計士さんが入って
私の設計を手伝ってくれています。

当社だけで
完結するイメージですね。

職人さんはいつも決まっている
大工さんが3人いて、
その中でも1人は当社専属に
なっています。

当社の仕事しか
基本的にはしないという
ことですね。

たまに仲間のところに
応援は行くけど、ほぼ
うちが専属です。

あとの2人は
お付き合いがあるので、
うちと他の会社を行ったり
来たりしています。

決まっている大工さんが
うちの仕事をしているので、
新しい大工さんを入れるとか
当社の施工経験が全くない
大工さんを入れることはしません。

意思疎通も取りやすいですし、
当社の図面の見方もわかっています。

収め方というか、
当社の場合はここをこうやる、
みたいなこともわかっているし、
気密の取り方や断熱の入れ方も
わかってくれています。

当社が使っている材料は
基本的には同じで、
仕上げ材料といって
珪藻土にするか漆喰にするか、
板を張るのか、そこは違いますが
構造の構成や断熱の構成、
気密など基本的な部分は同じです。

車で言うと、
バンパーの形状が違うとか
塗装が違うとかという部分です。

シートの形状は同じだけど、
貼っているものは皮なのか
布なのかみたいな感じですね。

ただ根本的には同じなので、
間違いはなかなかしづらいです。

100%は世の中にないので、
そのためには私も
現場監督の平石も毎週、
現場に行っています。

私は週に1〜2回、
平石も週に2回ぐらいは
必ず現場に行っています。

こんな感じで
設計と施工を一緒に
やっています。

ただ世の中には
こういうスタイルとは
違うものもあります。

設計と施工を
分離しているケースですね。

お客さんが設計事務所さんに
行って、打ち合わせをして、
設計士さんが設計をして
図面を描いてくれます。

それを知り合いの工務店さんに
やってもらうこともあれば、
その設計士さんが知り合いの
工務店さんに見積もりを取る
こともあります。

そして決めた工務店さんと
お客さんが直接、契約をしてねと。
あくまでも設計事務所なので
施工はそちらでやってねと。

ただ設計した立場として
工務店さんにアドバイスをしたり、
場合によっては設計管理と言って
設計とは違う費用をもらって
週に1〜2回ほど現場に行って
お客さんに報告しますという
ところまでやったりなど
いろんなパターンがあります。

設計と施工をやることもあれば、
設計と施工は別もあるし、
設計事務所がお客さんと
施工会社を取りまとめする
ケースもあります。

松尾先生はこれですね。

自社で設計するけど、
松尾先生の施工に慣れている
住宅会社を紹介して、
松尾先生は現場を管理しながら
やってるパターンですね。

もし設計事務所に
頼むのであればこういう
形じゃないと怖いです。

第三者保証と言って、
大手ハウスメーカーさん以外は
国が定める保険会社に保険金を
払って、引渡しから10年間、
構造的な欠陥が起こった場合は
保険金が下りるというものが
あります。

設計と施工を分離したときに
責任の所在地が曖昧なる
場合があるようです。

設計事務所は図面を描くのが
仕事ですが、その家の性能が
いいかどうかはわからない
かもしれないし、
住み心地や断熱計算まで
できるかどうかもわかりません。

UA値計算も同じで、
簡易計算と厳密な計算では
全く違うので、
どこまでやっているのか
というのがあります。

もっと細かく見ると、
防湿気密層の収め方を
細かく書くのか、
防湿気密層は工務店さんの方で
やってねとなるかで違います。

図面には言葉で書けるけど、
実際にそれをどうやっているのか
わからないという人も
設計事務所さんにいらっしゃいます。

なのでそれが本当に
機能しているかどうかも
わからないから、
事故が起こったりします。

そして、
責任の所在で揉めたりする
わけです。

設計と施工を
分離することは悪くはないです。

ただそうする場合は、
最終的に自己責任をものすごく
問われるところなので、
ちゃんと文面をもらうなど
するべきだと思います。

ぜひ参考にしてください。