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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > ①木材の価格は上がり続けるのか?②無垢材は扱いづらい
動画コンテンツ
 | 2021.10.25

①木材の価格は上がり続けるのか?②無垢材は扱いづらい

今回は質問コーナーです。
最初の動画です。

▼ウッドショックについて初めて語ってみました
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/wood_shock_talk/

私はウッドショックについて
あまり語らないようにしています。

なぜかと言うと、
他の建築系YouTuberの方が
ウッドショックを連呼して
煽り気味になっている感じが
するからです。

それで反応を取ろうと
しているところが見えるので、
私的には嫌な感じがしています。

そうは言いながら、
ウッドショックについて
初めて語った動画にコメントを
いただきました。

アメリカではすでに
金額が30%ほど下がっている
みたいですねと。

そのような話は
私も聞いたりしますし、
日本もいつになったら
下がるかは正直、
全くわかりません。

下がったとしても、
その間にいる業者さんが
この際だから儲けよう
ということを考えている
可能性は高いです。

いくら下がっても、
売ってくれる方が
下げてくれないと
どうにもならない
というのが現実です。

ちなみにどのくらい
材料代が上がったかと言うと、
例えば35坪ぐらいのお家の
柱・梁・土台とか骨組みの
材木代だけで100万円ぐらいは
上がっています。

わずか4ヵ月で100万円です。

私は建築業界に32年間いますが、
これだけの短期間で100万円も
上がったのは初めてです。

ちなみに骨組みだけではなく、
下地材もすごく値上がりを
しています。

特に集成材や2×4材です。
2×4材は以前と比べて
1.7倍ほどに上がっているものも
あります。

それから鉄骨など
金属系の物も上がっています。

材木がウッドショックで
上がったから鉄骨系の住宅なら
いいと考えられた方も
いらっしゃるかもしれません。

ですが鉄骨の方も上がっています。
ガルバリウム鋼板とかですね。

それらがいつ下がるかは
全くわかりませんが、
なんとなくこれからまだまだ
上がっていくような気もします。

他の建築系YouTuberの方も
言っていたと思いますが、
世界的な需要が中国や他の国に
振り分けられているようです。

日本にはあまり
出してくれないような話を
聞きました。

日本人は品質に
変なところでうるさいらしく、
わざわざ日本専用に材木を
綺麗にするぐらいなら、
他の国に売った方がいいという
ことだと思います。

今まではそれが美徳というか
当たり前のことに思えたけど、
そろそろ日本人は世界的に見たら
違うんじゃない?ということを
感じる時期なのかなと思います。

私も住宅会社を起業して20年、
その前に10何年ゼネコンや
親父の会社にいたので、
30何年のうち3分の4は
住宅をやってきた中で
いろんなお客さんと出会いました。

その中で明らかにそれは
無理でしょうということを
言われる方もおられます。

例えば無垢は
元々曲がりやすいし、
傷もつきやすいです。

もっと言えば、
無垢の床板は搬入された時に
すでに傷があったりします。

それを1つも傷がないように
しないとおかしいだろうというのは
なかなか難しいところです。

また無垢の木を使った時に
ある隙間とある隙間が2mm
違いますねと言われても、
仕方ないところがあります。

それで不具合が
起こることはないし、
それなりのクリアランスも
取るようにします。

すごく神経質な方に
なんでこうなるんだ?と
言われても困ってしまいます。

そういう差があるとしか
言いようがないからです。

こういうところが
日本人特有かもしれません。

以下の動画でも
似たようなコメントがありました。

▼無垢床を嫌がる住宅会社の説明は正しい?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/muku_kaisya_setsumei/

お客さんの中には
少しの反りも段差も許さない
お客さんもいますから、
ハウスメーカーさんは
無難な方を勧める場合が
多いですと。

本当にその通りですね。

少しの反りとか段差も
許さないお客さんは一定数は
いらっしゃるのかもしれません。

それが良い・悪いは言えないし、
曲がっているのだから
おかしいじゃないかと言えば
確かにその通りです。

ただ本当に正しいのかどうかは
違う見方もできます。

フローリングを使うことで
段差ができなかったとしても、
耐久性を考えると逆に
マイナスになったりするわけです。

これをどっちがいいか
ジャッジするのは消費者の方なので、
良い・悪いは言いません。

私が言いたいのは、
無垢の床を使いながら
金属加工のようにまっすぐ、
全く傷がつかないことを
求めているとしたら、
それは無理としか言いようが
ないということです。

これは珪藻土でも全く同じで、
天然の珪藻土は余計な
混ぜものをしないので
ヒビが入りやすくなります。

一方で素人の方でも
塗れるような珪藻土や漆喰は
接着剤が入っているので、
簡単に塗れるしヒビ割れも
しにくいです。

その代わり
調湿効果はほぼありませんし、
アルカリ性能もほぼありません。

でもその方が良いというのは
その人の価値観です。

物事というのは必ず
長所・短所があるし、
いろんな見方ができます。

この辺りは消費者の方も
考えられた方がいいと
思うところがあります。

ウッドショックから
話がズレてしまいましたが、
これから日本は品物に対して
目が厳しいところがあるが故に
海外から相手にされなくなる
時代もくるかもしれません。

まとまらない話になりましたが、
みなさんの参考になれば幸いです。