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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 通気層からの給気はなぜNG?
動画コンテンツ
 | 2020.05.02

通気層からの給気はなぜNG?

Peing(ペイング)って
ご存知ですか?

匿名で質問できる
サービスですね。

そんなに数は
多くないですが、
当社もやっていて
質問が入ります。

どちらかと言うと
YouTubeに質問を
される方が多いです。

YouTubeに
質問されても良い
ですし、Peingでも
結構です。

今回いただいた
質問は、通気層から
給気しても良いのか?
という質問です。

質問された方は
どこかの工務店さんで
家づくりの相談を
されているのかな?

その時に通気層から
室内の給気をした方が
外にカバーを
使わなくてもいいし、
風が吹いた時に
風の影響を受けなく
なるからその方が
良いんじゃないか?と。

でもそういうのを
見たことがないので
良いんですか?
という質問です。

なのでそれについて
解説をします。

家には壁があって、
外壁があって、
通気層があります。

通気層は常に
上昇気流が
流れています。

さて3種換気。
皆さんもご存知だと
思います。

1種換気と
3種換気の違いは
他の動画で解説を
しています。

第1種換気と第3種換気の違いって?

3種換気を
単純に描きます。
(動画を観てくださいね)

外側にフード、
内側に蓋があって、
この蓋を開けて
換気量が調整できます。

フィルターも
付いていて、
ゴミを取ったり
PM2.5まで対応する
高いフィルターも
あります。

このフィルターは
月に1回とか、
汚れたら水で洗って
何度か使います。

ずっと使うわけ
ではありません。
1年ぐらいが
限度ですね。

第3種換気は、
自然に給気をして
排気で抜くという
システムです。

なので外壁に
フードが付くわけです。
ポコッとした
金属のようなものです。

風がものすごく
吹いた時に、
フードを巻き込んで
風が一気に入って
くることもあります。

なので通気層から
換気した方が
良いんじゃないかと
その工務店さんが
言ってきたようです。

フードが
見えないから
格好いいし、
通気層の給気ぐらいで
影響を受けるような
ものでもないですからね。

先に結論を言うと、
やめた方がいいと
思います。

一番
わかりやすいのは
夏です。

通気層に流れる
夏の空気の温度は
すごく暑いです。

中で密封されて、
外壁から温められて
ものすごく暑いです。

なおかつ湿気を
含んでいます。

その湿気を含んだ
暑い空気が中に入って
いくと、エアコンの
冷暖房負荷が増えて
ものすごく負担が
かかります。

なのでそういう
観点からすると、
あまりよろしくない
というのがあります。

逆に夏よりも
怖いのは冬なんです。

冬の外は
乾燥してますよね。

乾燥していて
通気層は冷えています。

その状態で
家の中は温かくて
湿気を帯びています。

いくら冬は
乾燥していても、
家の中は外より
湿気はあります。

この状態で仮に
何か間違った時に、
空気の流れが
逆流することも
あります。

その時に中の
温まった湿気を
帯びた空気が
逆流すると、外壁が
冷えていたら裏側で
結露するという
可能性があります。

その時に
一番よくない外壁は
サイディングです。

サイディングを
裏から見たことが
ある人は少ないと
思います。

裏側は
何の塗装もしないので
無防備なんですね。

そもそも
サイディングの裏は
防水を考えてるわけ
ではないので、
凍害に対しては弱く
水を含みやすい
ようです。

裏側が結露して
凍害を起こすと、
サイディングの寿命は
一気に短くなりますので
よろしくないです。

塗り壁も同じです。
水をそんなに含んで
いいものではない
ですからね。

外側なら
水を含んだとしても
風や太陽熱で
乾燥しますが、
裏側はそんなに
乾燥しませんからね。

なので
サイディングや
塗り壁を使いながら
通気層から給気するのは
よくないです。

どうしてもこれを
やりたくて、
湿気が起こって
水が濡れたとしても
いいんだというので
あれば、ガルバを
使うとかですね。

ガルバは濡れても
そんなに錆びないと
思いますしね。

いずれにしても
夏場や冬場のことを
考えてもあんまり
やらない方が良いと
思います。

確かに
見栄えも良くなるし
余計な防水をする
必要もないから
良いですけどね。

ただ見えない所で
何か起こるのは
一番怖いです。

なので
その時になって
裏で何か起こったと
わかるのが
10年後や20年後と
とんでもない先なので
個人的にはおすすめは
していません。