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 | 2019.10.29

屋根の耐久性を高める一番のポイント

今回は屋根部分の
耐久性を高めるポイントについて
解説させていただきます。

屋根というのは、
ものすごく過酷な環境にあります。

例えば夏であれば、
屋根の表面温度が70℃にもなります。
最近増えているゲリラ豪雨だと、
屋根が水でいじめられます。

また外部の要因だけでなく、
家の中から出る湿気も影響します。

家の中から出た湿気は、
最終的に上まで上がってきて
屋根に溜まりやすいという
性質があります。

そうすると家の中からも
屋根がいじめられますから、
それをクリアして屋根の耐久性を
高めるというのが重要になります。

屋根の構成としては、
まず野地板という板を貼ります。
その上に防水紙、ルーフィングと
呼びますが、それで防水をします。

さらにその上に屋根の仕上げ材、
瓦やガルバリウム鋼板、コロニアルなど
色んな屋根がありますが、その上に
仕上げ材をやります。

屋根の仕上げ材というのは
仮に傷めば何となく目視できます。

瓦であれば割れたとか、
ガルバリウム鋼板であれば色褪せるとか、
コロニアルであれば色褪せて
場合によっては苔が生えたりとかすると、
劣化しているのがわかります。

でも防水部分の劣化は
なかなかわかりづらいです。

外から見てもわからないし、
中から見てもわかりづらいですね。

例えば屋根材が劣化してしまうと、
雨が降ってきた時に水が中に
入ってしまいますよね。

その時に中の防水でガードされていないと、
当然そのまま野地板の方に染みてしまって、
野地板の裏でカビが生えてしまいます。

そうすると実質的には
野地板板が本当にダメになってしまう。

それを防ぐためには
まず防水をしっかりするという事と、
あとはさっき言った湿気を
なるべく速やかに外に抜いてあげるという
この2つのポイントが重要になります。

湿気を抜いてあげるというのは、
他の動画でも解説をしました。

「30年もたない家」のつくり方

やっぱり家自体の換気を
良くする必要があります。

家自体の換気というのは
室内の換気という意味ではありません。

例えば軒裏からちゃんと空気を入れるとか、
外壁通気工法のように必ず空気を入れて
屋根から速やかに湿気が抜けるように
棟換気をして棟の一番高い所から
換気しやいようにしてあげる。

これらが換気のポイントです。

あとは防水層です。
当然、防水部分に良い物を使うという
考えもありますが、傷ませないようにする
という工夫も必要なんですね。

先ほど解説したように、
夏になると屋根は70℃ぐらいになって
屋根材がものすごく温まります。

そうするとその熱が
防水紙に対してものすごく影響します。
なのでなるべくこの防水紙に熱を加えない
ような工夫が必要になってきます。

ざっくばらんに言いますが、
防水紙と屋根材の間に空気を通す。

防水シート上にすぐに
屋根を載せるのではなくて、
空気を通すような工夫をしてから
屋根材を載せてあげます。

そうすると、仮に屋根材が
ものすごく熱くなったとしても
空気が流れているので防水紙が熱くならない。

防水紙にも色々ありますが、
ゴム系の物を使うケースが多いです。

ゴムって皆さんもなんとなく
考えていただくとわかりますが、
熱にあたると劣化するようなイメージが
あると思います。

本当にその通りで、
なるべく防水紙に熱を与えない
というのが劣化を防ぐ秘訣です。

理屈は簡単です。

家の中の空気を
通気してあげるのと同じで、
防水紙も空気を逃してあげて
乾燥させるというのが屋根の耐久性を
高めるポイントです。

住宅会社さんによっては
こういうことを全く気にしないことも
正直あります。

皆さんが家をつくったら
何十年も住むわけじゃないですか。

その時になって屋根を剥がして、
さらに下の防水紙まで剥がして、
さらに下の野地板まで交換して・・・
となったら本当に何百万ものお金が
かかっちゃいます。

こういう所はぜひ、
皆さんがご検討されている住宅会社さんに
確認されると良いと思います。