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ホーム > ブログ > YouTube > ①オススメの屋根材は? ②ビルトインガレージの断熱方法 ③ベニヤはリスクが大きい
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 | 2021.01.05

①オススメの屋根材は? ②ビルトインガレージの断熱方法 ③ベニヤはリスクが大きい

今回は質問コーナーです。
まず最初のご質問です。

外壁の遮熱透湿防水シート、
屋根のルーフィングで
おすすめのメーカーは
ありますか?という
ダイレクトな質問ですね(笑)

まず構造用合板の外に
貼る透湿防水シートで
遮熱性のあるものは
限られています。

単純に言いますと、
透湿防水シートは
タイベック以外は
使わない方がいいです。

これは事実です。
これ以上は言いません。

屋根のルーフィングは、
おすすめというよりは
ルーフィング自体の
ランクが重要です。

本当に薄い紙みたいな
ものもあれば、
ゴムみたいなものもあるし、
透湿ルーフィングのような
厚いものもあります。

一番使っちゃいけないのは
紙みたいな普通の
アスファルトルーフィングです。

安いですが、
耐久性も低いので
やめたほうがいいです。

特にコロニアル屋根に
セメント系のルーフィングを
貼るような施工方法です。

コロニアル自体が
10何年も経ったら
塗らないと撥水効果は
なくなりますし、
20年以上経ってから
塗る頃にはひび割れも
して中に水が入っている
可能性が高いです。

そういう状態で
ルーフィングが安い物だと
中で浮き上がっちゃう
こともあります。

なので
ゴムアスルーフィングの
良いものを使った方が
良いと思います。

屋根は本当に
お金かかります。

コロニアルで20何年間、
何もしてないと
中がびしょびしょで
ルーフィングも傷んで
野地板までボロボロに
なってしまいます。

そこまでいくと
野地板、ルーフィング、
コロニアルまで剥がして
お金がかかってしまう
ことになります。

なので屋根は
最初に材料選定だとか
施工方法をちゃんと
しておかないと本当に
まずいと思います。

次の動画です。

基礎断熱4つのチェックポイント

この動画にコメントを
いただきました。

ビルトインガレージで
おすすめの床下の断熱方法、
及び、壁の断熱方法を
教えてくださいという
ご質問です。

2階の下が一部、
ガレージになっている
場合の断熱方法ですね。

これは単純に、
2階に床断熱をする方法しか
ありません。

床のラインは
どんな施工をするか
わかりませんが、
断熱ラインを揃えるのが
良い方法です。

結露については、
断熱をちゃんと床下で
取ることと、床下の
気密もしっかり取らないと
寒くもなるし結露もする
可能性はあると思います。

では次です。

断熱しても壁体内結露は起こる

壁の中には
グラスウールが入っていて、
そのグラスウールが外も中も
針葉樹の構造用合板で
挟まれている状態に
なっていると。

室内側は防湿気密シートを
使用しているが、
そのような状態で
湿気が発生したときに
大丈夫でしょうか?
という質問ですね。

針葉樹の構造用合板は、
ベニヤのことですね。

構造用合板に使ってはいけない材料がある

ベニヤについては
上記の動画でも解説してますので
こちらもご覧ください。

内側も外側もベニヤの
耐震性パネルを貼るという
ことは、おそらく空間が広い
設計をしてると思います。

外だけでは
補強が足りないので、
内側にも貼って補強する
という間取りですね。

まず防湿気密シートが
貼ってあって、
断熱も欠損しないように
きちんとしていれば
そんなに問題はないと
思います。

ベニヤは透湿抵抗が
ものすごく高いので、
内側から湿気が入りにくいし
防湿気密シートも貼ってるので
大丈夫な気がします。

まずいのは、
内側から湿気が
入り放題になっていて、
外側に針葉樹合板を
貼ってしまったときです。

湿気はどんどん増えて、
針葉樹合板が一生懸命に
湿気をガードする。

ましてや断熱材が
そんなに性能が良いものでは
なく断熱欠損もしていて
気流止めもしていなければ、
結露を起こす可能性は
高くなります。

なのでやっぱり
構造用合板を貼るのは
ものすごくリスクがあります。

そこをわかっていれば
良いですが、なんとなく
使っているような会社は
長い目で見ると怖いかな
と思います。

本当に大事なところなので
みなさんもお気を付け
いただきたいと思います。