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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 10年でひび割れができる塗り壁の作り方
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 | 2019.12.07

10年でひび割れができる塗り壁の作り方

今回は塗り壁について
解説をさせていただきます。

塗り壁には大きく分けると
2つの塗り方があります。

一つは昔ながらの塗り壁で、
手間もお金も掛かりますが、
耐久性も高くひび割れも
しにくい方法になります。

もう一つは簡易工法といって、
早いと10年も経たないうちに
ひび割れだらけになってしまいます。

でもその簡易工法をしてる
会社さんが比較的多いと思います。

出来上がった直後は
そんなにわかりませんが、
確実に耐久性が違います。

それがどういう
仕組みになっているのかを
解説したいと思います。

まず昔ながらの塗り壁は、
下塗り・中塗り・仕上げ塗りといって
3回に分けて塗ります。

まず1回目にモルタルを塗って
充分に乾燥させます。
乾燥させてひび割れを
多くさせた上で固めるわけです。

その上に中塗りといって、
上塗りをする前に綺麗な目を
作るためのモルタルを
もう1回塗ります。

最後に仕上げ塗りといって、
色や模様をつけていきます。

なのでこの
1層目・2層目というのは、
あくまでもこの仕上げの
色と柄を付けるための
下地になるということです。

それをしっかりと
モルタルで作っていくという話です。

簡易工法というのは、
塗り壁用のサイディングを貼って、
その上に仕上げの塗り上げを
していくという方法になります。

要するに
下塗り・中塗りをすると
時間がかかってしまうのです。

仕上がるまでに、
3週間とか場合によっては
1ヶ月ぐらいはかかります。

でも簡易工法であれば
サイディングを1枚貼れば
すぐ塗れちゃうので、極端な話
1〜2日で下地ができちゃいます。

ただここで問題があります。

サイディングには
必ずジョイントがあって、
コーキングというゴムみたいな
ものを詰めるわけです。

そのゴムの部分は
塗り壁が付着しづらいのです。
しかもゴムはどうしても
伸び縮みしてしまいます。

そうすると、
その部分が割れてしまうのです。

例えば家を建てた場所が
地震に対して揺れが大きいとか、
国道沿いであったりとか、
ちょっと地盤が悪い所だと
余計に家が揺れますから、
そうすると本当に10年も経たないうちに
外壁が壊れてしまいます。

均等にヒビが入る感じですね。
意外にこういう家は多いです。

こういう簡易工法を選ぶと、
やっぱりこうなってしまいます。

これを防止する方法は
正直ありません。

なので完成した時の見た目は
変わりませんが、長い目で見ると
必ずこういう風になってしまいます。

予算の関係もあると思いますし、
どちらが良いとは言えませんが、
工法の選定はよく考えた方が
良いと思います。