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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 知らないとちょっと怖い「夏型結露①」
動画コンテンツ
 | 2019.12.03

知らないとちょっと怖い「夏型結露①」

今回は
動画をご覧いただいている方からの
ご質問にお答えしたいと思います。

「夏型結露」について
ご質問をいただきました。

夏型結露というのは
なかなか聞いた事のない方が
多いと思います。

冬の結露は
なんとなくわかりますよね。

家の中で暖房を強くして、
窓が冷えてガラスが結露した
という経験がある方が多いと思います。

結露は夏にも
起こる場合があるんですね。

例えば真夏の日中は
太陽でガンガン当てられて
外壁が暖まります。

外壁部分には通気層がありますが、
場合によってはこの通気層の中も
暖まってパネルも暖まっちゃう
ということがあります。

要は外からの熱が中に
入りやすくなっちゃいます。

その状態で家の中を
冷房で冷やすと、壁の中で
中の冷気と外の暖気が
ぶつかり合って結露を起こす
という事があります。

これが夏型結露です。

夏型結露を起こした時に問題なのが、
中に入ってる断熱材が
グラスウールやセルロースファイバー、
羊毛ウールのような繊維系の断熱材だと
水分を含んでしまうと断熱性能が
落ちてしまうということです。

そうするとせっかく入れた断熱材が
機能しなくなるという事になりますし、
極端な話結露がどんどん進むと
周りの材木がその水分を吸ってしまって
腐るって事があるかもしれないです。

そういうのが
夏型結露という現象です。

ただ安心していただきたいのが、
夏型結露はそれが起こるのが
本当に一瞬なのです。

夏の日中のすごい暑い時に
家の中を思いっきり冷やした時に
起こる現象であって、
それが冬みたいに長い時間
続くものではありません。

ざっくばらんに言いますと、
夏型結露によって中の環境が
すごく悪くなって木が腐っちゃう
というような事は起こりにくい
とは思います。

ただそうはいっても中に
湿気が溜まるのは良くないので、
それを解消する手段というのを
考える必要はあります。

一番簡単なのは、
家の中に貼る気密シートを
変えるということです。

一般的に気密シートというのは、
家の中の湿気が壁内に入らないように
バリアの意味で使います。

ちょっと特殊な気密シートは、
バリアもするけど、壁内の湿気を
内側に出してくれるという
製品もあります。

ゴアテックスというものがありますが、
ああいうもののイメージです。

そういうものを使うと、
もし夏型結露を起こした時に
湿気が室内側に入ってきますので、
今度はそれを換気で出す
という事ができます。

あともうひとつは、
室内に貼ってるパネルが
ありますよね。

このパネルも、
湿気を通しやすいものと
通しにくいものがあります。

この通しやすいパネルを使って、
通気層に湿気もっていくという
方法もあります。

一番良いのはパネルで処理もして、
気密シートでも処理するという
方法が取れたらいいです。

一番簡単なのは、
内側のシートを変える
という事だと思います。

あと夏型結露は
壁だけではなくて床下でも
起こる場合があります。

床断熱の場合は、
別の動画でも話しました。

基礎断熱と床断熱、それぞれの注意点

床断熱は床下の換気口から
冷たい空気や温かい空気が入ってきて
結露してしまうことがあります。

床下の夏型結露を防ぐ
一番簡単な方法は、やっぱり
基礎断熱にして気密パッキン使う
というのが良いと思います。

これが一番根本的な
対策になるかなと思います。

基礎断熱にしておけば、
夏で言えば暖かい空気、
冬で言えば冷たい空気も
入りにくくなりますので、
床下環境がものすごく良くなります。

基礎断熱というのは、
色んな意味で良いのかな
と思います。

皆さんも覚えておいて
いただければと思います。