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 | 2019.12.10

屋根が飛ぶ家は〇〇が悪い

皆さんも感じられてると思いますが、
自然災害が多くなってきています。

過去には阪神大震災、
熊本地震、新潟の中越地震が
ありました。

あとは311の
津波も記憶にあります。

それから最近ですと
関東に最大級の台風がきて
かなり被害が出ました。

当社の前の道も、
2017年に水が随分噴いて
道路が陥没しました。

今年2019年の10月にも
道路が陥没してしまいました。

2年間隔でこうなっているので、
本当にこういう時代が
来てしまったという感じがします。

そうは言っても皆さんは
家に住まなくちゃいけない。

でも台風に完璧に対応するって
なかなか難しいと思います。

なので
こういう所を気を付ければ、
屋根が頑丈になりやすいという
ポイントについて今回は
解説をさせていただきます。

まず台風に対して
家を強くするポイントは、
ざっくばらんに言うと
耐震等級を高めることです。

皆さんもご存知の通り、
耐震等級には1、2、3があります。

一方で耐風等級
というのもあります。

耐風等級には3がなく、
耐風等級1、2があります。

この耐震等級と耐風等級は
ちょっと似ているところがあって、
耐震等級を高めて壁の補強が
どんどん増えていくと、
耐風等級まで上がります。

なので耐震性の高い
建物をつくった方が、
台風に対しても強くなる
というのは事実です。

台風の時は、
屋根があおられる傾向がります。
その時に屋根がガッチリと
留まってる必要があります。

ガッチリと留めるというのは、
釘をちゃんと留めるとか、
金物をちゃんと留めるということです。

それと同時に、
屋根裏の換気をちゃんとするのが
屋根を強くするもう一つのポイントです。

他の動画でも解説しましたが、
骨組みを強くするには
家の中で出た湿気をいかに早く
家の外に排出するかがポイント
だと解説しました。

「30年もたない家」のつくり方

それができていないと
湿気が家の中に溜まって、
暖かい空気が屋根裏に
湿気を運んで溜まります。

そうすると何が起こるかというと、
屋根の野地裏が傷んでしまいます。

もしくは屋根材を
留めてる骨組みが傷みます。

骨組みが傷むと、
屋根の野地板を釘で留めていても
それが効かなくなってきます。

そうすると風が生まれた時に、
あおられやすくなります。

家は本当に色んなものが
繋がっていて、換気を排出しないと
カビが生えたり菌が増えやすく
なったりします。

そうすると骨組みも弱くなって、
最終的には災害が起こった時も
弱くなっていきます。

やっぱり気密を高くして、
換気を良くしてあげるというのは
耐久性を高める意味でも
災害に強くなる家づくりの
ポイントになります。

これから家づくりする皆さんは、
こういう事まで考えて気密を高める
ことがものすごく重要になります。

ぜひ参考にしてください。