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動画コンテンツ
 | 2021.11.10

正しい発泡ウレタンの施工方法

今回は発泡ウレタンを
使った時の正しい施工方法
についてお話をします。

正しいと言っちゃうと
おこがましいですが、
私が考える施工方法が
参考になればと思います。

当社ではあまり
発泡ウレタンを使うことは
ありません。

稀に使うケースもありますが、
その時は使う発泡ウレタンが
決まっています。

硬質系の30倍発泡で、
独立気泡タイプのものしか
使いません。

なぜかと言うと、
連続気泡タイプは劣化すると
言われていますし、
連続気泡の100倍発泡は
ほとんどがスキンカットを
するからです。

スキンカットをすると
連続気泡は余計に劣化を
してしまうし、表面の膜が
なくなってしまうので
湿気が中に入り込んで
うまく抜けなかった時は
グズグズになると思います。

スキンカットをしなくても
最初の1〜2年間は基礎から
水がいっぱい出ます。

基礎の土間コンから
100倍発泡で吹くと
水分が発泡ウレタンの中に
入ってきて、うまく抜けないと
グズグズになるケースがあります。

発泡ウレタンみたいな
水分を透過させる能力がない
物を切ってしまうのは
怖いことだと思います、

グラスウール・セルロースファイバー・
羊毛・ウッドファイバー・ロックウール
みたいな繊維系であれば、
うまく抜けるような処理をしてあげれば
仮に水が入ったとしても
被害は少ないと思います。

正しい施工方法としては
スキンカットをしない方が
絶対良いのは事実です。

ただ現実論としてスキンカットは
せざるを得ないところもあります。

現場で施工してみると
(せざるを)得ないという言い方も難しくて
すごく薄く吹けば
スキンカットをしなくてもいいけど
断熱性能としては全然(効果が)出ない

まず外側に
構造用合板を貼らないと
発泡ウレタンを吹く場合は
よろしくないです。

間違っても
透湿防水シートの上に
直接吹くのは
やめた方がいいです。

通気層をつぶす原因にも
なりますし、使用する
透湿防水シートによっては
防水機能をなくします。

発泡ウレタンの中に
含まれている成分が
透湿防水シートの防水の
活性剤を溶かしてしまう
事例が起きていますからね。

何と言っても
100倍発泡を使うのであれば
構造用合板のような通気しやすい
物を使わないとアウトです。

ベニヤやOSB合板を
使うのは完全にアウト
ということです。

30倍発泡と言って、
発砲させないタイプでも
うまく膨らみを
コントロールするのは
難しいです。

100倍も
一気に来るので
ほぼコントロールは
できません。

100倍でスキンカットを
しないようにやるのは
時間がかかるので
手間としては合わない気も
しますし、平均的な厚さが
取れないので断熱性能も
上がりません。

なので目一杯に
吹いて切ることをしちゃう。
それが劣化の原因になる
わけです。

なので独立気泡タイプの
硬質系を使って、
柱を120mmなど太めの柱で
なるべくスキンカットを
しないようにすると
90mmぐらいを吹くのが
目一杯です。

プラス3cmの余裕分を
残す感じで注意深くやっても、
サイドは切らざるを得ない
感じです。

なので3層に分けて吹いて、
最後は出た分をカットする。

なおかつ
防湿気密シートを貼って、
湿気を入れない。

これが私が考える中で
発泡ウレタンを使う時に
一番安全な施工方法
じゃないのかなと思います。

3層に分けることによって
1/3が2割劣化したとします。

すると劣化率が
5%ぐらいで済みます。

発泡ウレタンは
カットしないことが重要ですが、
カットせざるを得ない状況も
あります。

100倍発泡系のウレタンを
されている会社さんの
傾向としてスキンカットを
いっぱいされますし、
防湿気密層は取らなくても
いいような施工もしています。

本来は透湿抵抗の低い
構造用合板に吹くべきですが、
ベニヤ板にも吹いているし、
透湿防水シートに直接
吹いているような例も
未だに見ています。

それは本当にいいのかな?
と疑問を感じますが、
あくまで私の個人的な意見です。

100%正しいとは言えませんが、
みなさんの参考になれば幸いです。