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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 最近見かける方形屋根の問題点
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 | 2021.11.15

最近見かける方形屋根の問題点

今回は屋根についてお話をします。

屋根の形はたくさんあります。
基本的な日本の住宅だと
5〜6種類あります。

切妻屋根、
寄棟屋根、
片流れ屋根、
片流れの変形版で段違い屋根、
招き屋根、
陸屋根と言って要はフラット屋根。

ほとんどの家が
いずれかに当てはまります。

そのほかに、
最近は一般の家でも
方形という屋根があります。

単純に言うと、
真四角の家でとんがり屋根
みたいな感じです。

最近は方形屋根の家を
見かけるようになりました。

昔はお寺や五重塔みたいな
感じでしたが、一般の住宅で
デザイン系の住宅で見る機会が
多くなりました。

この方形屋根には、
他の屋根と比べて
気をつけないといけない
ところがあります。

それが棟換気です。
棟換気がしづらいのです。

切妻であればフラットなので
棟換気をすれば排気できますが、
方形屋根は上が頂点になります。

そこに棟換気をつけても、
なかなか換気しません。

なので棟の部分に
換気をつけていかないと
湿気等が抜けません。

それから家というのは、
東西方向に長い方が
日射取得が取りやすいので、
南北の温度差も埋まります。

方形のように真四角の家だと、
南北の温度差がかなり出てきます。

そういう部分を考えても、
方形の屋根は意外に難しい
建物形状という感じがします。

家は本当に難しいです。
デザインはものすごく重要だし、
性能だけで作るのもつまらない。

空間的な楽しみもありますが、
換気がうまくできないと
家の耐久性に問題が起こってくる。

それらを考えながら
やっていくのが家づくりの
難しいところです。

最近見た方形屋根の家は、
屋根の厚みがすごく薄くて、
水平ラインがかっこいい家でした。

ただ全く換気していなくて、
夏は暑いだろうなと。

美しさはあるけど、
そういう問題が出てくるのです。

消費者の方が
そこまで意識しながら家を
作っているとは思えません。

お客さんも、
設計士さんや住宅会社が
間取りを提案してきたときに、
それに対して好きか嫌いか、
収納が多いかどうか、
リビングは何畳というところは
わかるけど、その家が暑い・寒い、
換気ができているかどうか、
気密がどうとかそんなところまで
わからないし、それはできている
前提で言われていると考えます。

ただ実際には
そうじゃないということも
あるように感じます。

そういうこともあると
頭の底に置いておいていただいて、
住宅会社さん選びや家づくりを
していただければと思います。