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ホーム > ブログ > YouTube > ①工務店を紹介してもらうことは良いこと?②ガルバリウム屋根は雨音が気になる?
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 | 2021.04.05

①工務店を紹介してもらうことは良いこと?②ガルバリウム屋根は雨音が気になる?

今回は質問コーナーです。

▼①基礎内断熱3パターンを解説 ②地熱で家は暖かくならない ③気密を高めない方が良いのか? ④窓の変更を依頼すると嫌がられるのは何故? ⑤色々な住宅会社を廻った方が良いのか?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/kisouchi_chinetsu_kimitsu/

この動画で、
勉強すればするほど
頼めるメーカー・工務店がありません、
大阪で頼むならどこの工務店が
いいでしょうか?というコメントを
いただきました。

このような質問は多くいただきます。

これについては率直に申しますと、
なかなか難しいです。
合う合わないが絶対にあるからです。

どういう意味かと言うと、
まずコストが合うか
合わないかがあります。

お客さんが望んでいる家は
こういう仕様の家で、
こういう性能の家だとします。

例えば私が知っている
工務店さんは坪100万円だと
するじゃないですか。

そんなに費用は出せませ
となると、全然合わなく
なっていってしまいます。

それからデザインの問題です。

塗り壁みたいな優しい感じの
白い家がいいという人もいれば、
当社みたいに杉板を使った家も
あったりします。

デザインの部分なので
好みが合う合わないがあります。

こんなデザインで、
金額はいくらぐらいで、
C値・UA値はいくらとか
それは情報として見れば
わかります。

でも仮にトラブルが
起こったときに、
それをその工務店さんが
きちんと処理をしてくれるか、
どこまで対応してくれるかは
その会社さん、もっと言えば
社長さんや経営者の方の
考え方や人間性の話になります。

トラブルが
起こる前提というのも
おかしな話ですが、
そういう部分もあります。

紹介するというのは、
私が本当に親しくしている方
じゃないと言いづらいです。

新住協に入っている仲間、
フランチャイズの仲間、
勉強会などでたまに会って
お酒を飲んだりするとか、
そういうところだけの
お付き合いで紹介をするのは
怖いし、失礼かなという
感じがします。

なので残念ながら
私が紹介できる会社さんは
正直なかなかありません。

私が唯一、紹介できる人は
誰かと言うと、姫路にある
モリシタ・アット・ホームさん、
それから松尾先生です。

▼モリシタ・アット・ホームさん
https://www.m-athome.co.jp/

▼松尾先生
https://matsuosekkei.com/

モリシタさんと私は
もう20年ぐらいの
付き合いがあります。

お酒を飲んだり、
プライベートで遊んだり、
モリシタさんの社員の方も
全員知っています。

モリシタさんのご家族も
奥さまからお子さん、
おばあちゃんまで
知っています。

松尾先生の奥さんは
さすがに知りませんが、
松尾先生の会社の
社員さんも知っているし、
松尾先生の会社の現場も
何回も見たことがあります。

お二人の人間性と言うか、
この人は絶対に悪いことは
しないとか逃げないだろう
というのがわかるので
紹介することができます。

かなり難しいことですが。

なんでもかんでも
この会社はいいですよと
紹介するのは、
私はどうかなと思います。

紹介するのは簡単なようで
実は難しいところがあることを
消費者の方もお考えいただけると
良いのかなと思います。

逆を返すと、
そんな簡単に紹介するのは
ちょっとおかしくないかな?と
疑ってみるのも良いと思います。

あとはそれを前提に、
あくまでも紹介されただけで
そんなに信じてはいないよと
ちゃんと自分の責任で
その工務店さんが良いかどうかを
ジャッジする気持ちがあって
紹介を受け入れるのであれば
良いと思います。

あの方が紹介したんだから
間違いないはずだと思って
受け入れるのは、
怖いこともあり得るという
ことです。

紹介が悪いわけではありません。
考え方をちゃんとしておかないで
安易に受け入れてしまうのは
場合によっては怖いことがあると
いうことを覚えておいて
いただいた方が良いという
話でした。これは以上です。

では次です。

ガルバリウム鋼板を
屋根にした場合、雨音は
気になりますか?という
ご質問です。

ガルバリウム鋼板は
軽くて耐震性や耐久性も
高いけど、雨が降ったら
意外にうるさいという声を
聞く方がおられるようです。
あとは暑いとか。

確かにガルバは鉄板系なので
熱による影響を受けやすいのは
なんとなくイメージできますね。

なおかつそんなに
厚いものではないので、
雨が当たれば音がするのは
なんとなく想像できると思います。

なので音がしないように
裏打ちと言って音を吸収する
ようなものを貼ったり、
屋根を二重にして通気を取って
音を消したりします。

もちろん野地板の耐久性を
高める部分もあるし、
屋根裏を換気する意味もあって
いろんな意味があります。

なおかつ屋根断熱にすることで
音を吸収する役割もあります。

このあたりはみなさんが
検討されている工務店さんに
ガルバはこういうところが
あるけどどういう風に対策を
していますかと聞かれることが
重要です。

物事には必ず
長所と短所があります。

長所ばっかり言ってるとしたら
それはおかしい話です。

もし工務店さんや住宅会社さんが
長所ばかり言っていたとしたら、
逆に短所はないんですかという話を
するべきだと思います。

なんでも安易に受け入れるのは
よくないかなと思います。

ぜひ参考にして
いただければと思います。