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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 間違った透湿防水シートの貼り方
動画コンテンツ
 | 2020.04.04

間違った透湿防水シートの貼り方

今回は
透湿防水シートについて
解説をします。

透湿防水シートって
わかりますか?

単純に言うと、
室内で出た湿気を
外に逃がす「透湿」、
外からは「防水」する
家の骨組みの外側に
貼るシートです。

透湿しながら
防水するという、
すごく変わった
シートです。

そんなことが
できるの?と
思う方もおられると
思います。

これはものすごく
簡単で、単純に言うと
水滴の粒の大きさが
違うんです。

要は雨水よりも
湿気の方が粒が
小さいんですね。

湿気が通るサイズの
穴を開けておけば、
雨は入りません。

そういう
加工がしてある
透湿防水シートを、
今の家は貼っています。

それで先日、
ちょっとまずい現場を
見ちゃったんですね。

まだそういう事を
やる人がいるんだな
という風に本当に
思ったんですよ。

看板を見て
検索をしましたが、
メジャーな会社では
なく地元の大工さん
でした。

大工さんの中には
古い考え方というか
そもそも間違った
使い方をしている方も
本当にいるので、
ものすごくまずい
という感じでした。

それを図で解説します。
(動画を観てくださいね)

その家は
バルコニーがあって、
透湿防水シートを
どこに貼るかと言うと
赤いラインに沿って
貼っていきます。

外壁の下には
通気層があって、
家の中の湿気が
入ってきても、
透湿防水シートから
抜けていくという
理屈になってます。

これがその家は、
こんな感じでした。

1階の天井ラインに
軒天といって
サッシの上に天井が
貼られるので、仮に
雨が降ったとしても
雨は入らないから、
透湿防水シートを
貼らなくても
別に問題ないと
考えたんだと
思います。

確かにそうですね。
2階のバルコニーの
床下があるので、
雨がここから多分
入りませんからね。

ただ
透湿防水シートは
防水をして湿気を
通しますよね。

雨水はものすごく
わかりやすいですが
湿気も動くじゃ
ないですか。

壁の中には
断熱材が入って
いますよね。

そこに
透湿防水シートが
貼ってあるおかげで
防水できます。

ただ先ほどの
状態だと、断熱材が
見えている状態です。

確かに雨水が
入る事はないけど、
湿気は入ります。
何も貼ってません
からね。

湿気が断熱材の中に
入るという事は、
考えられるじゃ
ないですか。

なおかつ冬であれば
冷たい空気が
入りますよね。

一生懸命に
家の中で冷暖房しても
風や湿気が入るので、
断熱材は効くのか
どうかという問題も
ありますよね。

確かに
防水目的だけで
考えるとなれば
ここは防水は
いらないから
いいだろうという
ことは考えにくい
ですが、今の時代でも
こういう事をやってる
方がいらっしゃるのは
事実です。

その大工さんは、
透湿防水シートを
どういう意味で貼るか、
断熱材はこういう風に
しなくちゃいけない
ということがわからずに
何十年もやってきた
のかなという感じが
します。

それで事故が
起こったか起こってない
のかわかりませんが、
どうなのかと正直に
思いますね。

この辺りは
消費者の方が見抜けるか
というとなかなか
見抜けないと思います。

未だに古い工法で
やっている所は
怖いと感じた事例でした。
参考になれば幸いです。