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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 木製サッシの長所・短所を解説します
動画コンテンツ
 | 2021.05.05

木製サッシの長所・短所を解説します

今回は
木製サッシについて
解説をします。

私のYouTubeに
書き込みくださった方から、
木製サッシといういいものが
あるのになぜアルミや樹脂とか
そういうことばっかり言うの?
という内容でした。

確かに私も
その通りだと思います。

究極という言い方は
おかしいですが、
性能やデザインを考えると
木製サッシは良いものだと
私も思います。

木製サッシは性能的には
本当に良いものです。

窓にはアルミ、アルミ樹脂、
オール樹脂、木、
木+アルミのアルミクラッド
というのがあります。

アルミは建売さん、
アルミ樹脂は大手
ハウスメーカーさん、
オール樹脂はうちのような
工務店が使っています。

アルミクラッドは
木製サッシの窓の上に
アルミのカバーを付けて
木のデメリットを
カバーするものです。

これはものすごく高いし、
日本だとほとんど見ません。

今回は木製サッシの
メリット・デメリットを
解説します。

メリットはです。

木はもともと
樹脂よりも熱伝導率が
低いものですから、
温熱環境としては
有利になります。

それから大開口が作れます。

既製品もありますが、
ほとんどは受注生産です。

受注生産なので、
ある程度の基本設計を
したときに発注をかけて
つくっておいてもらいます。

それに合わせて
工期を決めていくケースが
多いですね。

アルミや樹脂と比べて
剛性感が高いので、
ものすごく大きな窓が
つくれます。

うちが使っている
オール樹脂サッシだと、
最大サイズは25622と
呼ばれるものになります。

25622とは、
22は高さが2m20cm、
256は一間半です。

畳は910×1820という
基準がありますが、
畳1枚半のガラスが
2つあるのが25622という
呼称サイズになります。

輸入サッシになると、
私の知る限りでは
畳4枚分の幅の
サッシが作れます。

これはかなり剛性を
取らないと曲がるので
重くなります。

ガラス1枚で
格好良いですが、
剛性を高めるために
重くしなくてはいけません。

木製サッシはどうしても
反る問題があります。

引き違いサッシみたいな
簡単なものではなくて、
レバーで引き込むような
気密を高めるものになるので
かなり特殊になります。

そういうところを含めると、
値段が高くなってしまいます。

大きさとか数とか仕入れに
よりますが、アルミサッシを
1とするとアルミ樹脂が2、
オール樹脂が3、
木製など6かもっとですね。

あくまでも
オーダーになるので、
ものすごく高くなります。

それから一番のネックは
メンテナンスです。

メンテナンスは
一生かかり続けるものなので、
ここで難しいかなと思われる方は
多いです。

木製サッシは
木の枠の中にガラスが
はめ込んでありますので、
定期的に塗装しないと
水が入ったりします。

特に寒いところであれば
それが結露になることも
あります。

木製サッシは
塗料にもよりますが、
5年ごとぐらいで
塗っていかないと
なかなかもちません。

なおかつなるべく
サッシの窓枠に水が
当たらないように
庇をつけていくのは原則です。

比較的日本人の方は
木の模様を活かすような
仕上げにする傾向があるので、
そういうものは対候性が
高くないので、まめに
塗らないといけません。

業者さんに頼んで
5年に1回しっかり塗るのも
ありです。

その代わり
お金はかかります。

国産の木製サッシであれば
メンテナンス的にもラクだと
思います。部材もあるので。

ただ輸入のものだと、
場合によっては故障したときに
金物を取るだけで1か月以上
かかることもあるようなので、
輸入物であれば代理店が
しっかりしているだとかを
確認しないと何か起こったときに
本当に大変です。

ものすごくいいものだし、
ちゃんとしたメンテナンスを
行えば長持ちはしますが、
それに対するコストなど
それなりにハードルがあるので
よくお考えいただいた方が
いいと思います。

それでも木製サッシを
使いたい場合に
私がおすすめする方法が
あります。

一点豪華主義というか、
リビングに一つ大きな
木製のサッシを付けて
インパクトを出すような
方法です。

それなら自分で
塗れたりしますよね。
コストも抑えられます。

格好も良くなって
満足感も高まると思うので、
そういう使い方なら
良いかなと思います。

もしそういう
ご希望がありましたら
私に言ってください(笑)。