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動画コンテンツ
 | 2022.03.10

パッシブ設計とパッシブデザインは全く別物

少し宣伝になりますが、
当社のオープンハウスが
始まりました。

▼オープンハウス(2022年3月10日現在)
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/open_house_2203/

オープンハウスでは、
ぜひ体感をしてもらいたいです。

UA値やC値も
確かに大事です。

例えば
断熱材は何を使うか、
暑さや寒さをどうするか、
熱抵抗値をどうするか、
窓は樹脂なのかアルミ樹脂なのか、
ペアかトリプルか、など
大切なことはたくさんあります。

そしてそれを総合的に
組み合わせることを
設計といいます。

それに加えて窓の付け方や
日射取得・日射遮蔽、
夏場の屋根の熱の問題や
空調計画を考えていきます。

どんなに断熱性のいい建物を
建てても、夏場はそれだけで
涼しくはなりません。

そのために
日射カットをするだとか、
空調計画をするのが
セオリーです。

そういうことを
私もYouTubeでみなさんに
解説をしていますが、
それらの情報をみなさんが
頭の中で統合するのは
無理だと思います。

失礼ですが、素人ですからね。

それをちゃんと
お手伝いするのが住宅会社の
プロというわけです。

体感というのは、
モデルハウスもいいですが、
お引き渡しをする前の実際の
お客さんの家の方が現実的です。

聞いた話では、
ある会社さんではお客さんが
来場する30前まで暖房をかけて、
来場時は無暖房です、と言う
テクニックがあるようです。

でもそれを
お客さんがわかるかどうかは
難しいですよね。

なので体感というものを
大事にしてもらいたい。

今回のお家は前橋の方で
28坪のコンパクトな住宅です。

空間的に面白いし、
外観も杉板とガルバを
使っています。

群馬県近郊で
ご興味のある方はお越しください。

▼オープンハウス(2022年3月10日現在)
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/open_house_2203/

さて、なぜこのような
話をしたかと言うと、
当社の設計は基本的に
パッシブ設計ですが、
パッシブ設計とパッシブデザインの
違いは何か?と聞かれたからです。

実は正直、
私もわかりません。

当社は
パッシブ設計を基本にして、
ちゃんと空調計画をやれば
ランニングコストや
メンテナンスコストが
掛かりづらくて良い家が
できると思ってやっています。

そもそもパッシブ設計は、
日射取得や日射遮蔽、
窓の付け方や建物の向きなどを
考えて、太陽に素直な設計を
するものだと松尾先生は
仰っています。

パッシブデザインは、
私が知る限りでは定義が
あるわけではなさそうです。

パッシブデザインと言いながら
パッシブ設計の家を作っている人も
いますが、パッシブデザインと
言いながらパッシブ設計ではないよね、
というのもあったりします。

中でも私が疑問に思ったのは、
風通しや日当たりを良くして、
自然に家の中を快適にすると
いう触れ込みです。

窓を低い位置と高い位置に付けて
風通しを良くすることによって
湿気を逃がすという説明が
あったりしますが、窓の位置に
よってはそれがマイナスに
なることがあるのでは?
と思うことがあります。

例えば北面の屋根に
天窓を付けたらそもそも
結露するんじゃないか?
とかですね。

現代の夏は熱帯夜なので、
風通しを良くすることで
本当に涼しくなるのか?
とかです。

南面も同じです。

南面に窓を付けて
日射取得をするのは
良いですが、屋根に
天窓まで付けると
オーバーヒートするのでは?
と思ったりもします。

これらはパッシブ設計なら
禁止ではないですが、
やめた方がいいという
理屈があります。

なので
パッシブデザインは
住宅会社さんによって
自由に定義をしている
感じがします。

つまり、
パッシブデザインでも
パッシブ設計でもネーミングは
どちらでも良いと思います。

理論にかなった
窓の付け方や日射取得・日射遮蔽、
夜中の12時を過ぎても無暖房で
温度を保てるという結果が
伴えば良いですが、
なんとなくのイメージだけで
風通しが良くて家が明るくて
暮らしやすくなるというのは、
パッシブではないと思います。

どうしてもネーミングで
騙されてしまうような
傾向も見受けられますので、
くれぐれもお気をつけください。