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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 「耐震等級3」と「耐震等級3相当」は全く違う。
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 | 2019.03.31

「耐震等級3」と「耐震等級3相当」は全く違う。

今回は「耐震等級3」と
「耐震等級3相当」の違いを解説します。

かなり端折りますが、
耐震等級3というのは地震に対して
一番強い家と言われています。

そういう家を設計する際に
行わなくてはいけない項目が
いろいろありますが、大きく分けると
5つの項目があります。

たとえばまず、
家の壁をバランスよく配置すること。

あと床とか屋根、
床も強くする必要があります。

地震というのは力が加わった時に、
床を通して壁に力が伝わっていく
性質があるので、
壁だけ強くしても家は強くなりません。

あとは柱と梁や基礎と柱などを
留める接合部。ここを強くしないと、
離れたりジャンプしてしまうので、
接合部を強くする必要があります。

あとは当然基礎です。
基礎自体と鉄筋を細かく入れます。
コンクリートの強度も
いろんなものがありますが、
基礎自体を着実に強くしないと
力が加わるとたわむことがあります。

あとは梁。梁の太さというのも
ものすごく重要です。

たとえば家具とかを置くと、
その力は梁を伝わって
最終的に柱に分配されるので、
梁の強さというのを全部きちんと
計算して太さを決めることが重要です。

こういうことをきちんとやると、
最終的に「耐震等級3」という家が
出来上がる理屈になっています。
こういうのを構造計算と言います。

では「耐震等級3相当」とは
なんなのかと言いうと、
この5つの中でいくつかだけをやる。
「耐震等級3相当」は、
全部はやっていません、ということです。

それがどれなのかは、
その住宅会社さんに聞いてみないと
わからないのです。

要は全部はやっていませんよというのを、
「耐震等級3相当」と言っています。

ちなみに国の規定には
「相当」という文字はありません。
某メーカーさんがつくった造語です。

もし皆さんが
ご検討されている住宅会社さんが
「耐震等級3相当」と言ったら、

本当は耐震等級2なのだけど、
ここだけは3にしていますとか
耐震等級1なのだけど、
床だけは3にしていますとか、

そういう話かもしれませんので、
きちんと確認した上でやらないと
全く違う家が出来上がります。

くれぐれもお気をつけください。