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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > ①床断熱に透湿防水シートは必要か?②ダクトレス1種換気は中途半端か?
動画コンテンツ
 | 2021.10.10

①床断熱に透湿防水シートは必要か?②ダクトレス1種換気は中途半端か?

今回は質問コーナーです。
まずは最初の動画です。

▼正しい床断熱の施工方法
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/tadashii_yukadannetsu/

床断熱をした時に
基礎側にある断熱材はなぜ
むき出しなんでしょうか?と。

床下を通過する湿気を
断熱材が含んでしまって
断熱性能が悪くなる気がしますと
コメントをいただきました。

床断熱は通気パッキンを
使って床下を換気する工法です。

床にはグラスウールボードを
貼りますが、気密シートは
床上に張ります。

これは実は間違った工法ではなく
きちんとした理屈があります。

まずグラスウールは
ガラス繊維なので、
水を吸うことはありません。

仮に湿気を帯びた空気が
床下に入っても
グラスウールは水を含まないし、
換気をすることで水を飛ばして
いきます。

なので逆にそのままの方が
良いという考え方になります。

ただ基礎パッキンで
湿気を流すのはわかるけど、
本当に満遍なく流せるかどうかは
心配になりますよね。

家の横に川や田んぼがあれば
かなりの湿気が出ますので、
その水分が床下に入る可能性も
あります。

その場合は、
気密パッキンを使って
なるべく床下に湿気を
出さない方がいい場合も
あります。

では気密はどこで取るのか?
という質問ですが、
床上で取ります。

要は家の中に
入らないようにするわけです。
壁も同じですね。

ただ壁の場合は
構造用合板を貼るので
それで気密が取れます。

床は基礎で剛性を取るので、
構造用合板は貼りません。

厳密に言うと壁と床は違いますが、
断熱と気密の取り方に関しては
同じ理屈です。

最後に注意です。

グラスウールボードを
床に貼った時に、施工が悪いと
グラスウールボードが下に
落ちることがあります。

そうなると断熱が
効きにくくなるので、
落ちないようにする必要が
あります。

ぜひ参考にしてください。
では次です。

気密がしっかり取れている前提で、
第一種ダクトレス換気システムを
導入したいと。

あるYouTubeでは
第一種ダクトレス換気システムは
換気がうまく行えないから
おすすめしないとの意見を見たと。

子育て設計さんの
お考えをお聞きしたいとの
コメントをいただきました。

ダクトレスは、
壁に直接機械を設置して
給気と排気をするものです。

これを付ければ家の隅まで
うまく換気できるわけでは
ありません。

なのでダクトで全てを繋げて、
まとめて吸えば満遍なく
できるというものです。

これは間違いなく良いです。

ただこういうものは金額が高く、
フィルターの汚れもすごいです。

維持するコストが
高いということですね。

それから壊れた時は
交換コストも高いです。

性能は確かに良いですし、
使う手間も惜しまないので
あればこういうものを
使った方が良いですね。

ただあくまで私見ですが、
私はそこまでしなくても
良いと思っています。

50〜60年間も
自分でメンテナンスをする
自信がないからです。

こういうのを付けた人で
全く管理ができなくて、
中が真っ黒でどうにも
ならなかったケースがあると
聞いたことがあります。

これじゃなきゃいけないと
声高に言う方は建築系の
YouTuberの方でも
いらっしゃるみたいですね。

そういうのばかりを
観るとそれじゃなきゃ
いけないとか不安になる方も
多いみたいですが、
それがいいのかどうかは
コメントしづらいところも
あるというのが正直なところです。