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 | 2019.07.13

住み心地を事前に判定する方法

今回もまたUa値について
解説をさせていただきます。

別の動画で
家の断熱性能を比較する時に
Ua値が一つの指標になると
解説しました。

住宅会社の断熱性能が簡単にわかる方法とは?

もう一方でUa値が良くても
住み心地が悪くなる事がある、
という事も解説しました。

Ua値が良くても住み心地が悪くなる事がある

するとあるお客さんから
「じゃあどうすれば良いの?」
というご質問をいただきました。

“Ua値が低い方が良い”
“でもUa値が低くても寒い家もある”

「じゃあどこを見れば良いんですか?」
と、確かにその通りですね。

なので今回は
本当に簡単なところを皆さんに
解説をさせていただきますので
ぜひご覧になってください。

例えば断熱気密がしっかりしていて、
Ua値も良くて冬は日射取得もできているし、
逆に夏は日射遮蔽もできている家。

そうしないと最終的には性能が良くて
住み心地が良いお家にならない
ということもご説明してきました。

ではどうやったら
住み心地を比較できるのか?
という所を皆さんにお教えします。

それは「冷暖房負荷」を見ることです。

要は単純に言うと、
この家が1年間に
どれだけのランニングコストが
かかるのかというだけの話です。

色々と諸説はありますが、
冬は22℃、夏は27℃に
室内を保つと良いと言われています。

春と秋は冷暖房しなくても
大丈夫ですよね。

この温度を保つために、
どれくらいのランニングコストが
かかるのかというのを専門的に言うと
冷暖房負荷と言います。

冷暖房負荷で比較すると、
Ua値が良くても
ランニングコストが高ければ
最終的には性能が悪いという話です。

「冷暖房負荷はいくらですか?」
と聞かれて答えられる住宅会社さんは
そう多くはありません。

逆を言うと、
その冷暖房負荷をきちんと計算したり
答えられる住宅会社さんであれば、
かなり安心できると思います。

今は冷暖房負荷を計算できる
専用のソフトがありまし、
計算はそんなに難しくありません。

実際に当社もソフトを使ってやっています。
そんな高額なソフトでもありません。

ただそういう事を
きちっとやってるかどうかで、
その住宅会社さんの姿勢というか
本当の部分が分かると思います。

ぜひ皆さんも
参考にしていただければと思います。