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ホーム > ブログ > 動画コンテンツ > 実は、日本の家は省エネ住宅だった?
動画コンテンツ
 | 2021.07.02

実は、日本の家は省エネ住宅だった?

今回は
データの間違った見方と言うか、
データの意味を間違えると
全く違う意味になってしまうことを
解説していきたいと思います。

こんなデータがあります。
(詳しくは動画をご覧くださいね)

アメリカ・カナダ・フランス・ドイツ
イギリス・韓国・日本の7つの国で
家全体にかかるエネルギーの
割り振りを示したものです。

7つの項目は、
暖房・冷房・給湯・調理・
照明・ 家電・その他です。

エアコンはどのくくりかと言うと、
国によって割り振りが違いますが、
日本の場合は暖房・冷房に入ります。

これらを比べると
ものすごく特徴的なことがあって、
まず暖房エネルギーが一番多いのは
カナダとドイツです。

カナダは寒いですし、
ドイツも北海道ぐらいの場所なので
寒いですからね。

冷房が多いのはアメリカです。
アメリカと言っても国土が広いので
南北で違うとは思います。

アメリカは
冷房がすごく効いてます。

ホテルなんか行くと
風邪を引いちゃうぐらいの
すごい勢いで冷やしてありますので
冷房費はかかってる気がします。

給湯は各国でそんなに差はないですが、
意外にフランスが少ないですね。

調理はフランスや韓国が多いですね。

ただ調理と言っても
IHクッキングヒーターなのか
ガスなのかでエネルギー消費量は
変わってきます。

照明はフランスはすごく少ないです。
あんまり明るい空間が好きじゃない
という国民性があるかもしれません。

意外に日本は
照明エネルギーが大きいですね。

確かに日本の家は
明るい家が多いです。
明るすぎると言うか、
照明を付けすぎですね。

家電はダントツで日本が多いです。

要は白物家電の
エネルギー量が恐ろしく
多いです。

実は家電に比べて
空調の方が少ないですよね。
カナダと比べると1/5ぐらいです。

日本で家を作るときに、
家のエネルギーコストを
減らすためには何が重要なのかを、
このグラフから見た時に
一般的にどう考えるか?

恐らくは、
家電を減らしましょうと
言うことになると思います。

もしくは家電に使うエネルギーを
太陽光などで補えばなんとか
なるんじゃないかとか、
蓄電池を入れて充電して
使えばという話になりがちです。

ここがデータの読み方です。

言い方は悪いですが、
間違ったデータの読み方を
している人がいます。

そもそも日本の
暖房エネルギーがカナダより
1/5というのは、
日本以外の国は基本的に
家の中をまんべんなく
暖かくしないと生死の危険に
関わる問題だからです。

健康に悪いという考え方のもと、
家がつくられている。

なのでアルミサッシを
そもそも使ってないし、
樹脂窓を使うという家づくりの
原則があります。

でも日本はこれと全く逆で、
アルミサッシを使っています。

家全体を暖めるなんてことは
考えていません。

もっと言えば
掘りごたつで我慢している
という世界です。

その結果、ヒートショックで
お亡くなりになる方が
ものすごく多いというのは事実です。

データは間違った見方をすると
全く違う家づくりになります。

かといって
カナダやドイツみたいに
ここまでエネルギーを使うのも
どうなのかと思います。

ということは、
やっぱり断熱・気密・サッシの
性能を上げて、家全体を快適に
しながら少ないエネルギーで
済むような家をつくること
だろうと思います。

データの見方は、
前提条件が違うと全く違う意見に
なってくるということですね。

あともう1つ。

日本全国の地域別の
エネルギー消費量もあります。

日本全国で見ると、
北海道がダントツで
暖房エネルギーが多いです。
やっぱり寒いですからね。

あと特徴的なのが、
関東地方は意外に
冷房エネルギーが少ないです。

もしかしたら電気代が高いから
我慢してるのかな?ということも
読み取れますね。

やはり日射取得・日射遮蔽を
ちゃんとするとか、
小さいエアコンで家中が
快適になるような家をつくる
ということも1つの方法だと
思います。