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動画コンテンツ
 | 2021.06.28

①屋根裏が結露してしまうケース②自然素材を使うだけで快適になるか?③基礎断熱で床下に外気を入れるメリット

今回も質問コーナーです。
まずは最初の動画です。

▼①屋根断熱の換気方法は?②ウッドデッキは作らない方がいい?③屋根をガルバにすると部屋は暑くなる?④遮熱シートを貼れば涼しくなる?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/yanedannetsu_wooddeck_sheet/

この動画にコメントを
くださった方ですが、
屋根断熱をしたお家で
夏に測定をされたようです。

すると屋根裏の温度が
38℃以上あって、相対湿度が
60%だったそうです。

室内はエアコンを回しているので、
28℃以下になっているそうですが、
屋根裏のボード面で結露をしていると。

屋根断熱で小屋裏を
活用しない場合は、
湿気が小屋裏に溜まって
抜けないので、2階の部屋と
小屋裏の換気が必要ですよね、
というご意見でした。

まず驚くのは、
屋根裏が38℃で相対湿度が
60%だということです。

計算すると、
1㎥あたりの水分量が
28gあることになります。

指標で言うと、
冬は9g以上、夏は13g以下に
するのが快適だと言われています。

この方は28gなので、
恐らく蒸し蒸しの状態だと
思われます。

これがなぜ怖いかと言うと、
ある温度になったときに
結露してしまうからです。

この38℃・60%の状態で
29℃になった時点で
屋根裏が結露します。

この方が仰っている
室温が28℃にほぼ合って
いますよね。

実際に屋根裏のボード面で
結露しているそうなので、
冷気が流れているのでしょう。

なので湿気を飛ばすという
ことをしていかないと
よろしくないことになります。

よく私がやっているのは、
小屋裏エアコンを設置して
室内の空気を屋根裏に入れて
除湿をしています。

屋根裏エアコンで
家の中の空気を吸い込んで、
湿気を取ってから戻す
という感じです。

この方の家を詳しく見た
わけではないので、私も
わからないところがありますが、
条件としてはあまりよろしくない
という印象です。

では次です。

▼天井断熱にセルロースファイバーを使うと結露する?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/tenjyo_dannetsu_cellulose/

こんなコメントです。

木が呼吸し快適になると
CMで見たことがあります。

土壁や外壁、木材で
作っていた昔の家なら
そうかもしれませんが、
湿気や寒暖の差が大きい
今の日本では難しいのでは?と。

エアコン+加湿器を使う方が
現実的な気がしますと。

素材の熱伝導率が低いと
断熱効果が高いみたいに
宣伝している業者もありましたが、
素材に伝わる熱はごく微量だと
思いますね、というコメントでした。

本当にその通りですね。

木が呼吸するという
イメージを持つのはわかりますが、
木造住宅にしただけで家が
快適になることはありません。

木や無垢材を使うと
多少は調湿効果が期待できる
ことはあります。
フローリングよりはね。

ただ無垢の木にしたからといって
グングン吸ったら逆に怖いです。
珪藻土も同じですね。

昔の土壁の家は
ものすごい厚みで塗りましたし、
押入れの中まで漆喰を塗ったりも
していました。

今の木と違って
もっと太い木を入れたりも
していましたね。

あとはそもそも
断熱材が入っていないから、
かんたんに空気が抜けたと
いうのもあります。

これだけ寒暖差が
大きくなってきて
温暖化が進んでいる中で、
機械の力を全く使わずに
快適にするというのは
現実的ではありません。

現代と昔では
家のつくり方も違うし、
仮に昔の家のつくり方を
した結果、耐震性はどうなる
といった問題も出てきます。

家づくりも、
時代と共に変えるべきだと
私は個人的に思います。

コメントをくださった方のように、
こういう考え方ができる方が
増えてくれると嬉しいですね。

では次の動画です。

▼①ヴェントサンのメンテナンス方法 ②3種換気はCO2濃度が高まるか? ③軟質系発泡ウレタンは危ないか? ④エコカラット使用時の注意点 ⑤珪藻土の適正使用量とは
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/kanki_uretan_ecokaratto/

こんなコメントでした。

床下エアコンを使用する場合に
基礎の換気も兼ねて床下へ
ダイレクトに給気し、
各部屋へ排気する方法が
良いとの意見をよく見かけますと。

小暮さん
は基礎内断熱と床下エアコンを
計画する場合、どのような
換気方法を提案する事が多いですか?
というご質問です。

まず床下エアコンは
基礎断熱にしなくては
いけません。

一般的な換気は
壁の上側から行います。

熱交換型でも多少は
冷たい空気が入りますが、
床下エアコンを使用した場合、
暖まった空気でやるのではなく
床下にダイレクトに冷たい空気を
入れて床下で空気を混ぜた方が
早いのでは?ってことですね。

このやり方でも良いような
気がしますが、一つだけ
怖いところがあります。

基礎に換気口を付けることですね。

基礎断熱は気密や断熱を
取らないといけません。

そこに換気をしてしまうと、
断熱欠損を起こす可能性が
あります。

仮に気密が漏れたら、
暖かい空気が逃げてしまいます。

それからシロアリも怖いです。
あとは浸水ですね。

以前に当社が施工した家の
前の川が氾濫して、
床面ギリギリまで水に
浸かったことがあります。

周りはプール状態でしたが、
当社が施工した家の基礎内は
2〜3mm程度、薄く濡れている
程度で済みました。

基礎断熱をやると、
水密性もある程度保てるという
感覚があります。

確かに効率もありますが、
給気口を床下に付けなくても
良いという感じがします。

参考になれば幸いです。