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ホーム > ブログ > YouTube > ①「シンプル・レイ工法」はどうか?②家づくりは歳を取った時の事も考える③ハニカムブラインドと窓の間が熱い
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 | 2022.09.01

①「シンプル・レイ工法」はどうか?②家づくりは歳を取った時の事も考える③ハニカムブラインドと窓の間が熱い

今回は質問コーナーです。
まずは最初の動画です。

▼①セルロースファイバーを使えば気密が取れる?②太陽光発電は「キャッチ工法」を勧める理由
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/cellulose_kimitsu_taiyou/

うちはスレートなのですが
穴は開けたくないと
思っていたところ、
シンプル・レイ工法というのを
見つけましたと。

これについてご存知でしたら
ご意見・アドバイスをください、
というコメントです。

まずスレート屋根、
つまりコロニアル屋根に
太陽光を載せる場合は
間違いなく穴を開けて
アンカーを打ち、その上に
金物を付けて太陽光を
載せる方法になります。

屋根に穴を開けるので、
そこから雨漏りが発生する
可能性が出てきますよね。

それからコロニアルは
軽い屋根材という前提で
構造計算をしていたときに、
太陽光をめいっぱい載せると
屋根が重くなりますので、
建物の構造としての前提条件が
変わってきます。

この辺りがどうかな?
と思いますね。

当社の場合は
ガルバリウム鋼板を
使っています。

ガルバリウム鋼板も
軽い屋根という分類ですが、
太陽光は必ず載せるという
前提なので重たい屋根と
設定をして構造チェックを
しています。

昔の家で瓦屋根の家は
ほぼ構造計算してないと
思います。

その上にさらに太陽光を
めいっぱい載せるのは
かなり危険な気がしますが、
業者さんに載せてくれと
言えば載せるところも
あるでしょう。

そこは自己責任ですね。

さてシンプル・レイ工法を
調べたところ、
骨を梁に渡す感じで
屋根の上に架台を組む
ようですね。

鉄骨だかアルミだか
わかりませんが、
アルミでは剛性的に
持たないのでスチール系の
ような気がします。

その架台の上に太陽光パネルを
載せる工法らしいので、
屋根には穴を開けない
というわけですね。

ここで私が気になるのは、
これをどうやって固定するのか、
ということです。

屋根の先に
引っ掛けるのかもしれませんが、
どうやって引っ掛けるのでしょうね。

例えば台風がきて
風で煽られたときに、
屋根の負担にはならないのか?
など気になります。

単一的な荷重として見れば
問題はないかもしれませんが、
地震で揺れたり風で煽られたり
した時に剛性はあるのか?
というのが気になります。

もちろん骨を細かく入れるとは
思いますが、そういうところが
気になる感じもします。

あとはそもそもこれをやるのに
どのくらいのお金が掛かるのか?
ということですね。

この辺りは
シンプル・レイ工法をされている
会社さんに今話してきたことを
質問されると良いと思います。

では次です。

▼【お客様のお宅にて】渋川の山間に静かに佇む平屋の暮らし
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/room_tour_shibukawa/

家はどういうものなのか?
どういう家で生活すると
楽しいのか?ということを
感じてもらいたいと思って
つくった動画です。

在宅で最期を迎えられるのが
理想ですね、というコメントを
いただきました。

本当にその通りで、
在宅で最期を迎えるというのは
これからのテーマだと思います。

若い方はまだ元気で
気にすることもないし、
そもそも最後を迎えることなど
考えたことはないと思います。

でもみなさんのご両親が
老化していない方は
いませんよね?

自分もいつかは
そうなるわけです。

でもなるべく元気でいる、
ということは大事です。

できれば環境のいい所に
身を置いて、適度な運動をして、
食事にも気を付けて、
最後はポロンと死んじゃう
というのが理想じゃないですか。

そういうお手伝いを
私もできればいいなという意味で
家を作っているというのもあります。

若い時の感覚で
家を作っても良いのですが、
もう少し長い目で見て考えたら
いいよとアドバイスをさせて
いただきます。

では次です。

▼①野地板が呼吸するから通気層はいらない?②お風呂の湿気を使えば加湿器はいらない?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/nojiita_kokyuu_kashitsu/

我が家は日射遮蔽ができず、
日差しが直接当たってしまう
窓がありますと。

その対応策として室内側に
ハニカムシェードをつけて
日差しが直接室内に
入らないようにしていますと。

しかし、窓とハニカムの間の
空間が50度近くまで
上がってしまい、
ハニカムから伝わる熱が
とても不快に感じますと。

窓周りにも通気層を作り、
外気温よりもはるかに
高い50度の空気を外に
逃がすために窓を少し
開けた方が良いのでは?
と考えるようになりましたと。

これについて
どのようにお考えになりますか?
というご質問です。

正直、これは
なんともわかりません。
やってみてくださいとしか
言いようがないです。

窓を開ける量にもよるし、
窓自体もどんな窓か
わかりません。

例えば引き違い窓で
空気がうまく入れば
反対から抜けていきます。

縦すべり窓や横すべり窓で
やった時は場合によっては
風がうまく通らないと
結局はそんなに風は抜けないと
思います。

それに暖かい空気が外に
抜けますが、家の中にも当然
入りますから、場合によっては
湿気が家の中にどんどん
入りますので、私としては
いいところも悪いところもある
という印象です。

それから外側で
遮蔽ができないということですが、
例えばお金はかかるけど
電動のブラインドシャッターを
するとかね。

もっと言うと、
普通のシャッターでも
日射遮蔽になります。

樹脂窓であれば、
アルミシャッターでも
そんなに熱は移りません。

これがアルミサッシで
アルミシャッターを付けると、
熱がかなりいってしまいますが。

いずれにせよ場合によっては
シャッターを付けるのも
いいかもしれません。

ハニカムブラインドも、
ダブルハニカムと言って
厚みが45mmぐらいになる
ものもあります。

とにかくこれはもう
実験ですね。

まずはダブルハニカムを付けて、
それでも焼ければシャッターを
付けるとか、完璧にやるなら
電動ブラインドを付けるとか
でしょうか。

珍しいご質問でしたね。
みなさんの家づくりの
参考になれば幸いです。