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 | 2020.02.22

正しいエアコン選びの方法

今回は
エアコン選定のポイント
について解説をします。

エアコン選定のポイント
と言っても、一般的には
何畳用ですか?という
話になりますよね。

6畳の部屋だから
6畳用エアコンでしょとか、
リビングは20畳あるから
大きめの24畳用が良い
ってこんな感じで大体
選びますよね。

電気屋さんも
大体そんな感じで言います。

そもそもエアコンは
何を基に何畳用と言ってる
のでしょうか。

それは昭和の頃の
断熱基準の家を基に
してるんですね。

なので皆さんが
昭和のような家に
住んでいるのなら
6畳間には6畳用を
付けた方が良いです。

ただ最近の
高気密・高断熱の家だと
6畳間だから6畳用を
付けるとオーバースペック
になって上手くエアコンが
働かない可能性があります。

ちょっとここは
気を付けた方が良いです。

皆さんはエアコンの
カタログをそんなには
見た事がないと思います。

さっき言った通り
何畳用とかぐらいですよね。

よく見ると、
エアコンにAPFとかCOP
と書かれています。

これは何かと言うと、
そのエアコンのエネルギー効率が
どのぐらい良いのかという
ことを表しています。

もう少し簡単に言うと、
例えばCOP4なら、
同じ電気量で4倍の効率を
生み出せる能力がある
エアコンという意味です。

ちょっと逆説ですが、
1000Wの熱を与えないと
家が暖まらない家だと
します。

これをCOP4の
エアコンを使えば、
250Wしか使わなくて
良いということです。

4倍の効率があると、
250Wしか電気を
使わなくても1000Wの
熱を与える事ができると
いうエアコンです。

これはメーカーさんに
よって違います。

COPが3もあれば、
5とか6もあります。

エアコンを買う時は、
COPの数字がなるべく
大きい物を買うというのが
まず一つのポイントです。

このCOPが高い
エアコンは実際どうか
というと、やっぱり
値段は高いです。

安いエアコンは、
COPも低くなります。

予算にもよりますが、
一つの指標にしてみて
ください。

ちなみに電気ヒーターの
COPはいくつになるかと
言うと、COPは1なんです。

1って事は1倍の効率、
つまり1000Wの熱を
生み出すためには
1000Wを与える必要が
あるということです。

なので極端な話、
電気ヒーターを1個
使うなら、その4倍の
性能を持ったエアコンを
使っても電気代は同じ
ということです。

なので電気ヒーターや
セラミックファンヒーター
のような真っ赤になって
暖めるようなものは
なるべく使わない方が
良いです。

確かに朝の寒い時に
パッと付けてパッと
暖かくするという使い方は
間違いではありません。

キッチンの足元に置いたり
洗面所に置くというのは
短時間の使い方としては
良いと思います。

ただそれをずっと
家の中で回しておくと
いうのは、すごく電気代を
食うので、それだったら
COPの高いエアコンを
回した方が良いです。

量販店なんかに行くと
電気ヒーターは安く
売られていたりします。

雑誌やCMでも
電気代は食いません、
みたいな事が書いて
ありますが、実際は
そんなことはありません。

なかなか難しいですが、
COPという数値がある
ということを覚えておいて
いただければと思います。