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ホーム > ブログ > YouTube > あなたの家は「耐震等級1」に満たないかもしれない理由とは?
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 | 2019.03.31

あなたの家は「耐震等級1」に満たないかもしれない理由とは?

今回は耐震等級について
皆さんにお話しさせていただきます。

「耐震等級」は皆さんご存知ですか?

耐震等級には、
耐震1・2・3の3つのランクがあります。
国が規定しているのは耐震等級1です。

絶対に守らなくちゃいけませんよ、
という最低ラインです。

長期優良住宅だと
耐震等級2を満たさなければダメですよ、
と言っています。

耐震等級3については、
何か規定があるわけではなく
やりたければやってくださいね、
というだけの話です。

住宅会社さんによっては
耐震等級3でやってますという会社もあれば、
法律で決まった最低限でいんじゃないですか、
という会社もあります。

いずれにせよ、
こういう3つの等級があります。

最低限、耐震等級1ということは、
皆さんが建てられる家というのは
全て耐震等級1以上になっているはずです。

ただここで問題があります。

別の動画で「4号特例」という言葉を解説しました。

耐震等級1以上にしなければいけませんと
国は言ってはいるんですが、
それを実は誰もチェックしていないんですね。

あくまでも皆さんが
ご依頼する住宅会社さんが
チェックしなきゃいけませんよ、
と言っているだけです。

ということは、
皆さんが「耐震等級はいくつなんですか?」と
確認する義務があるということです。

国が耐震等級1以上にしなくちゃいけないと
言っているんだから、そうなっているんでしょ?
と勘違いしている人が多いです。

しかしそれは違います。
国は耐震等級1以上にしないといけませんよ、
と言っていますが、それは住宅会社さんが
やってくださいねと言っているだけです。

おかしな話ですが、
こういう法律になっています。
これを別の動画で言った「4号特例」と言います。
住宅業界では悪法と言われています。

皆さんもこれから家をつくられる時に、
耐震性はものすごく気になると思います。

必ず「耐震等級はいくつですか?」と
確認して工務店さんや住宅会社を
選んでいただきたいです。

ちなみに「耐震等級3相当」という家も
最近あるようなのですが、
「耐震等級3相当」という規定はありません。

もし皆さんが検討している会社さんが
「耐震等級3相当」と言われたら、
「耐震等級3相当じゃなくて、いくつなんですか?」
と聞いてください。

ここはものすごく重要です。