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動画コンテンツ
 | 2021.08.13

断熱欠損を調べる方法はあるか?

先日お客様から
断熱欠損について
ご質問をいただきました。

断熱欠損がわからない方は
以下の動画を参考にしてください。

▼袋入りグラスウールは施工が難しい
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/fukuro_glasswool/

お客様からは、
この断熱欠損は見えないので
確認する方法はありますか?
と聞かれました。

確かに見えませんよね。

構造用合板を貼って、
その上に透湿防水シートを
貼りますからね。

ファイバースコープか何かで
見ることはできるかもしれませんが、
現実的ではありません。

そのお客様は、
気密測定を行えば断熱欠損が
あるかどうかわかるというような
動画を見られたそうです。

気密測定については
以下の動画を参考にしてください。

▼気密測定は2つの方法がある
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/kimitsu_sokutei/

そもそも気密は
断熱欠損があっても高まります。

発泡ウレタンには
その傾向がありますね。

発泡ウレタンは
隅々まで入るから隙間無く
入り込むと言われる方がいます。

確かに膨らみますが、
あの膨らむ粒の大きさが
狭い隙間まで入るかと言ったら
どう見ても入りません。

実際に自分で
発泡ウレタンのスプレー缶を
使ってみるとわかります。

例えば筋交い工法は
金物を使いますが、
発泡ウレタンを吹いた時に
隙間まで入るのかと言えば
入りません。

ただ金物のところで貼り付くので
気密は上がります。

グラスウールも同じで、
押し込んでも隙間までは
入りませんよね。

なのでその部分では
断熱欠損が起こります。

では気密はどこで取るかと
言うと、壁の手前で気密ラインを
取ります。

つまり、気密測定をやっても
漏れはなくなるので
気密が上がるわけですね。

気密測定のときに言う隙間は、
窓の隙間から出たり、
壁のジョイントから出たり、
ダクトや電気の配線など
細かい部分から出るものです。

基礎断熱であれば、
土間と立ち上がりの
ジョイント部分や
土台と基礎の接合部ですね。

そういう細かい隙間を
測っているものなので、
断熱欠損が起こっているか
どうかを見るためのものでは
ありません。

気密測定をすれば
全てOKみたいなイメージが
もしかしたらあるかもしれませんが、
現場で施工をしていれば
そうでないことはわかります。

断熱欠損をなくすためには、
その壁に合った断熱材を
入れたり、なるべく余計な
金物は使わないようにしたり
して防ぐわけです。

ただ断熱欠損を100%なくすのは
理論的に言っても無理です。

なるべく100%に
近づけるような施工方法や
設定方法も含めてやるのが
一番良いです。

断熱欠損をしているから、
それだけで家の中が暑くなったり
寒くなることはありません。
わずかな差です。

その差がたくさんあると
大きな差になってしまうので、
それを少なくしようということです。

100%を目指そうとすると、
神経質になりすぎて
不安だらけになってしまいます。

何事もさじ加減ですね。

みなさんもくれぐれも
お気をつけください。